みなかみ町(旧月夜野町)
見晴荘北の溜池
大峰沼近くの沼
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2006.5.25 ウオッちず で位置確認
大峰山登山口へ降りる,14:07-14:09
古沼での採集を終え,さきほどの大峰沼と古沼への分岐点まで戻る。ここは右へ。

大峰山登山口へ降りる,14:12
昇りは膝への負担はさほどでもないが,下りは膝に負担がかかるので,この辺から持参してきた山歩き用の杖を使う。 この杖は,月夜野駅に戻るまで使用(〜16:50頃)。

大峰山登山口に到着(いつもガイドで位置確認),14:17-14:18
1枚目:前方に登山口が見えてきた。 2枚目:登山口から左(北,画面の左の高台に駐車場がある)と 3枚目:右(南)方向を撮影。これから右の道を歩いて山を降りる。

名称不明の沼(いつもガイドで位置確認),14:20-14:22
1枚目:ほどなく道の左(東)に比較的大きな沼が見える(注)。 2枚目:この沼では,前回も採集したが,前回(2003.9.14)は, 沼の周囲は丈の高い草がたくさん生えていて岸辺に近寄るのもやっとの状態だった。また,採集サンプルにはあまり原生生物はいなかった。 しかし,今回は,画像のように,沼の岸辺の草はまだわずかしか伸びていないため,見晴らしが良く,沼の全景が見渡せる状態だった。 2,3枚目:早速,岸辺に近寄り採集することにした。

注:形からすると溜池かも知れない。

名称不明の沼,14:22
採集前に周囲を撮影。3枚とも空の色調が異なってしまった。

名称不明の沼,14:23-14:26
ここで採集(名称不明の沼 No. 1, 2, 3)
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium), クリプトモナス(Cryptomonas), トラケロモナス2種( T. volvocinaTrachelomonas sp.), ディフルギア( Difflugia sp.), LesquereusiaHeleopera (or Argynnia ?), トリネマ(Trinema), ラッパムシ(Stentor), フロントニア(Frontonia), ディセマトストマ(Disematostoma), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), マルロモナス(Mallomonas), タルケイソウ(Melosira), ヌサガタケイソウ(Tabellaria), ハネケイソウ(Pinnularia), Aulacoseira?, Surirella), 他の珪藻各種, フタヅノクンショウモ?(Pediastrum duplex), Dictyosphaerium reniforme ?, ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( C. intermedium?, C. cynthia), C. dianae ?, C. naviculaC. toxon), ツヅミモ( C. quadrifarium), ホシガタモ( S. lapponicumに似ているが4角), イボマタモ( E. sinuosum), タテブエモ(Penium), ゴナトチゴン(Gonatozygon), Sphaerozosma, ケンミジンコ, ミジンコ, ワムシ(Monommata sp.,他),
今回は,前回と異なりたくさんの原生生物を観察することができた。これは季節の違いだろうか・・・。

名称不明の沼,14:28
採集を終えて,再度,沼の周囲を撮影。残念ながら,どうしても色調が変わってしまう。

月夜野猿ケ京温泉線へ,14:31
沼を出て,再び,道を歩く。

月夜野猿ケ京温泉線へ,14:32-14:33
1枚目:前方(いつもガイドで位置確認)を左折すると,見晴荘という宿泊所がある。その途中にも小さな沼があるのだが, 岸辺が深く落ち込んでいる沼で,前回の採集では原生生物はほとんどいなかったこともあり,今回は左折せずに直進することにした。 2枚目:振り返って道標等を撮影。3枚目:この道を進むと大峰休養施設 見晴荘(町営)がある。 4枚目:道の反対側にある「大峰山国有林」の案内板。

月夜野猿ケ京温泉線へ,14:33-14:35
しばらく行くと林を抜けて見晴らしが良くなる。

月夜野猿ケ京温泉線へ,14:37
ヒメオドリコソウLamium purpureum)?

月夜野猿ケ京温泉線へ,14:37
手前の藁の山(家畜の糞も混じっている)は前回来た時(2003.9.14)もあった。 前述の古沼の水位が高かったことからもわかるように,前回来た時は,この周辺の山々は全体に水を多く含んでいた。 そのため,この藁山も全体に湿っていて,周辺に赤茶色の水たまりができていた。そこで採集したのだが,今回は, 全体に乾いているため,藁山の近くには水たまりはなかった。ので,採集もしなかった。

月夜野猿ケ京温泉線へ,14:38-14:39
道路を挟んで藁山の反対側にある道端の草むらに咲いていた ヒレハリソウSymphytum officinale)。

ヒレハリソウ Symphytum officinale ヒレハリソウ Symphytum officinale ヒレハリソウ Symphytum officinale ヒレハリソウ Symphytum officinale

月夜野猿ケ京温泉線へ,14:40-14:41
1枚目:東側(左)へ降りる道との合流点(いつもガイドで位置確認)。ここは直進。 2枚目:T字路を過ぎてから振り返って撮影。左が今降りて来た道。右(東)へ降りるとその一帯にもチラホラと建物がある。

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