北塩原村 |
雄国沼湿原 Part III: 湿原入口〜遊歩道南端付近 |
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採集日:2010.05.30 | ウオッちず | で位置確認 |
雄国沼湿原へ,階段を降りる(北塩原村),11:31
2枚目:沼が近付くにつれ階段がぬかるんできた。
雄国沼湿原へ,途中で水路を横断する(北塩原村),11:32
前方に湿原が見えだした時,歩道の下を通る水路が現れた。
雄国沼湿原へ,水路を横断する(北塩原村),11:32
1〜3枚目:左前右を撮影。
水は澄んでいて藻塊などは見当たらない。採集せず。
雄国沼湿原遊歩道入口は右(北塩原村),11:32
1,2枚目:パノラマ撮影。水路のすぐ先が雄国沼湿原遊歩道の入口。左右に木道があるが,,。
中央にある案内板?(1枚目)には,「木道,一方通行,犬の連れ込み禁止」の文字が。
手持ちのガイドブック(水尾著,湿原を歩く,2000年初版)では「混雑時一方通行となる」となっていたが,
現在は常時,一方通行になっていた。
遊歩道入口から進行方向をパノラマ撮影(北塩原村),11:32
雄国沼湿原,遊歩道際に咲く花々(北塩原村),11:33-11:34
1枚目:タテヤマリンドウ(Gentiana thunbergii var. minor),
2,3枚目:ショウジョウバカマ(Heloniopsis orientalis)。
タテヤマリンドウはわずかだったが,ショウジョウバカマはいたるところで咲いていた。
雄国沼湿原,沼に通じる水路のような場所(北塩原村),11:35
1,2枚目:パノラマ撮影。
木道の下に水があった。良く見ると左の沼岸から右の山裾へと窪みが続いている。
水流は認められなかったが,雪解け時はここを水が流れるのかも。
とすれば,原生生物はあまり期待できないが,,。
雄国沼湿原(北塩原村),11:37
とりあえず,木道の右側で採集(雄国沼湿原-1)。
予想通り原生生物はわずか。
観察された生物:
小型アミカムリ(Nebela sp.),
ユーグリファ(
Euglypha acanthophora,
Euglypha sp.),
トリネマ(Trinema sp.),
プルーロネマ(Pleuronema),
センチュウ,
雄国沼湿原(北塩原村),11:38
木道の左側(沼岸側)でも採集(雄国沼湿原-2)。
ここも同じ。多少緑色がかっていたので期待したのだが,原生生物はわずかしかいない。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ナベカムリ(Arcella sp.),
ヘレオペラ(Heleopera),
珪藻各種,
フタボシモ(Cylindrocystis),
ケンミジンコ,
雄国沼湿原,冷えてきたのでふたたび上着を着た(北塩原村),11:39
風はさほど吹いていないが,木道上をゆっくり歩いているので,次第に身体が冷えてきた。
雄国沼湿原,遊歩道を南東へ(北塩原村),11:40
1,2枚目:パノラマ撮影。
沼の東側の空は厚い雲で覆われているが,西側には青空が広がっている。
雄国沼湿原(北塩原村),11:40
これはコバイケイソウ(Verantrum stamineum)?
雄国沼湿原,途中にショートカットできる木道も敷設されていた(北塩原村),11:40
雄国沼湿原(北塩原村),11:41
1,2枚目:パノラマ撮影。
木道は前方で大きく左にカーブして,沼岸沿いを通って戻ってくる。
1枚目:左端の木道は水面の上に敷設されている。
ただし,現在は雪解け直後で水位が上がっている可能性がある。
しばらくすると水位が下がって水際が木道近くまで引くのかも知れない(要確認)。
雄国沼湿原,沼へ注ぐ水路のような場所(北塩原村),11:41
雄国沼湿原,そこへ続く木道付近の様子(北塩原村),11:41
木道の周囲には水があった。
しかし,さきほどと同様,水路だとすると,雪解け時に山裾から水が流れ込むので,原生生物はあまりいないかも知れない。
また,既述したように,この辺は夏場になると,沼の水位が下がり乾燥してしまう可能性が高い。
水環境が安定していないと原生生物相は貧弱になるが,,。
雄国沼湿原(北塩原村),11:42
ここで採集(雄国沼湿原-3)。
結果は予想通り。原生生物はほとんどいない。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
トリネマ(Trinema sp.),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
イタチムシ,
雄国沼湿原,遊歩道は前方で左にカーブし沼岸へ近付く(北塩原村),11:43
雄国沼湿原,池塘のように見える場所があった(北塩原村),11:43-11:44
ここは近くに水路らしき場所はない。
とすれば,原生生物がたくさんいるかも,と期待しつつ
採集(雄国沼湿原-4)。
してみたが,結果は前のサンプルとほぼ同じ。前のサンプルよりは若干多めだが,たくさんいるとはとても言えない。
やはり,水位の不安定さが影響しているのかも知れない。
すなわち,夏場になるとこの辺は乾ききってしまう可能性が高い(要確認)。
観察された生物:
ヘレオペラ(Heleopera),
トリネマ(
Trinema complanatum,
Trinema sp.),
マルロモナス(Mallomonas),
珪藻各種,
ハタヒモ(Netrium digitus),
フタボシモ(Cylindrocystis),
Part IV: 遊歩道南端付近〜湿原入口 |