梨池に到着（鏡石町），12:44
ここは池の南端。

梨池，南端からの眺め（鏡石町），12:45
南端から池の全景をパノラマ撮影。ここは溜池でほとんどは柵で囲まれ，池の岸辺は石垣で深く落ち込んでいる。 しかし，画面には写っていないが，西側にある図書館（１枚目の右端）の裏手だけ階段状になっていて， 岸辺へ降りることができる。前回（2003.8.13）もそこで採集したので，これからそこへ向う。

梨池，遊歩道を通って図書館脇の岸辺へ（鏡石町），12:45
池の南側の遊歩道を通って図書館裏手へ。途中は残雪が凍結しているので，自転車を降りて歩く。

梨池，遊歩道を通って図書館脇の岸辺へ（鏡石町），12:46
池の南側からパノラマ撮影。 １枚目：前方に見える建物が図書館の裏側。その手前に階段がある。 岸辺には草地もあり，そこにカモの小集団がいて，池側にはハクチョウが何羽かいた。

梨池の説明（鏡石町），12:46
遊歩道の途中にあった石碑。 「福島県営ため池等整備（老巧ため池）事業，梨池地区」とある（注）。
注：工事概要の下にある工事内容の部分には， 「この梨池溜池は老巧化により効力が失われ，堤体からの漏水が著しくしかも堆砂による貯水能力の減少のため， 多大なる被害を被っていた。そのため，ため池等整備事業により堤体，取水施設，余水吐の改修と併せて池底部の浚渫を行って貯水力を回復し， 発生した残土を周辺部に均して公共用地をうみだし整備したものである。云々」とある。 ふむふむ。それにしても「老巧化」という言葉の意味がわからない。 「老朽化」ならわかるが・・・。ネットで調べると，意外と「老巧化」という表現が多いのを発見。 Googleによる検索結果（2008.1.7）：老朽化＝951,000件，老巧化＝7,090件。 ？？私のパソコンだと「ろうきゅうか」を漢字変換しても「老巧化」は出てこないのだが，，，。 両者が混在して同じ意味で使われているweb pageもある。 どこかの漢字変換ソフトに誤ったデータが入力されている結果かも。

梨池，図書館脇の岸辺（鏡石町），12:47
１，２枚目：ここが図書館裏手の岸辺。 さきほどまで草地にいたカモ達が慌てて池の中へ入っていった。

梨池，図書館脇の岸辺からの眺め（鏡石町），12:47
１，２枚目：階段の手前から池方向をパノラマ撮影。 カモは池の反対側へ泳いでいくが，ハクチョウ（４羽）は岸辺に留まったまま。 よく見ると，成熟した個体が１羽で，後の３羽は灰色がかった未成熟の個体だった。 おそらく親子だろう。

梨池，図書館脇の岸辺で採集（鏡石町），12:48-12:49
１，２枚目：岸辺に草が生えている場所で採集（梨池）。 ３枚目：若干だが３羽の若いオオハクチョウ（Cygnus cygnus）がさきほどよりこちらに近付いてきた。 餌をもらいたかったのかも。
観察された生物： クリプトモナス（Cryptomonas）， 小型鞭毛虫数種， 太陽虫の一種， コレプス（Coleps）， 小型繊毛虫数種， 珪藻各種， サヤミドロ（Oedogonium）， アオミドロ（Spirogyra）， ホシガタモ（ Staurastrum sp.），

図書館裏から駅前の車道へ（鏡石町），12:50
階段を上がり図書館の表へ向う。

図書館前から駅前の車道へ（鏡石町），12:51
１枚目：ここは鏡石町図書館の正面広場。 ２枚目：名前の確認。 ３枚目：少し離れた位置から図書館を撮影。