福島市 |
吾妻/浄土平湿原 |
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西吾妻一切経縦走路の東端に位置する浄土平の駐車場のすぐ側にある湿原(標高1600m)。 湿原のほぼ中央を東西に横切る塩川を境にして,北側は乾燥化しているが,南側は湿原としての環境が保たれ池塘もある。 乾燥化の影響や車道の近くということもあってか,原生生物相はやや貧弱。 観察された原生生物名一覧(現在 45 種) |
採集日:2009.06.14 | ウオッちず | で位置確認 |
浄土平と桶沼への分岐(福島市),14:41
1〜3枚目:スカイラインが右にカーブする手前に浄土平と桶沼への分岐がある。
ただし,この画面では浄土平へ降りる分岐は写っていない。ここより少し先にある。
左(3枚目)が浄土平。
桶沼への分岐(福島市),14:42
1枚目:入口の左隣にある「吾妻山地域案内」。
2枚目:右を見ると「桶沼経由」,「兎平野営場」と書かれた道標もあった。
浄土平への分岐,こちらへ進む(福島市),14:42
1,2枚目:道がやや右にカーブしたところに浄土平への分岐があった。
ここで左折。階段を降りて浄土平湿原へ向う。
浄土平湿原へ(福島市),14:42
階段が終るとその先から木道が始まる。
木道は途中で二股に分かれ,湿原の北側と南側を通って,浄土平駐車場へ向う。
浄土平湿原の北側は乾燥していて池塘などはないので,前回同様,
湿原の南側を通る木道へ向う。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:43
1〜3枚目:ここがその木道が北と南に分かれる場所。
左へいくと湿原北側を通る木道へ向う。
ここはこのまま前進して南側の木道へ入る。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:43
1枚目:木道の分岐点にある「吾妻山地域案内」。
2枚目:その隣には「浄土平湿原」の解説板がある(注)。
注:「高いところにあるのが高層湿原,低いところにあるのが低層湿原と誤解している人がいますが,」
と書いておきながら,
「これらは湿原形成の状態をいい表わす言葉です。」
というだけで,両者の違いを説明していない。
これだと読んだ人は納得できないのでは?
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:43
木道の近くでは
コイワカガミ(Scizocodon soldanelloides f. alpinus),
ないし,イワカガミ()?が群生していた。残念ながらピンぼけ。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:44
1〜3枚目:南側の木道を少し進んだところで左前右をパノラマ撮影。
ここからすでに浄土平のビジターセンターや天文台,レストハウス等の建物が見える。
その手前が駐車場(有料)。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:44
木道は一本道なので,途中にすれ違うための場所が設けられている・・・。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:45
1枚目:雨に濡れたワタスゲ(Eriophorum vaginatum)と,
ヒメシャクナゲ(Andromeda polifolia)?
蕾みが成長する前?
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:46-14:48
1枚目:左の池塘はやや遠いので,,,
2枚目:右側で採集(浄土平湿原-1)。
3枚目:ウマスギゴケ(Polytrichum commune)ではない?
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
小型太陽虫,
トゲフセツボカムリ(
Centropyxis aculeata,
C. constricta),
ディフルギア(
Difflugia oblonga,
Difflugia sp.),
アミカムリ(Nebela sp. 小型種),
ユーグリファ(Euglypha strigosa),
トリネマ(Trinema sp.),
Assulina,
スフェノデリア(Sphenoderia lenta),
珪藻少々,
ミクロスポラ(Microspora),
ケンミジンコ,
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:49
1,2枚目:この辺(画面右,2枚目)の池塘も離れ過ぎている。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:49
ここも。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:49-14:51
1枚目:すれ違い場所の近くに池塘があった。
2枚目:ここで採集(浄土平湿原-2)。
前回もここで採集している。下段はその時の画像。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
トゲフセツボカムリ(
Centropyxis ecornis),
ディフルギア(
Difflugia oblonga,
Difflugia sp.),
アミカムリ(
Nebela carinata,
N. collaris,
N. penardiana),
ヒアロスフェニア(Hyalosphenia papilio),
ユーグリファ(
Euglypha ciliata,
Euglypha sp.),
ディアフォロドン(Diaphoropodon),
シュードコニレンバス(Pseudocohnilembus),
珪藻少々,
ツヅミモ(Cosmarium sp.),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ワムシ,
ケンミジンコ,
2006.9.3,15:27-15:28撮影
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:52
1,2枚目:パノラマ撮影。大きな池塘だが離れ過ぎている。ここもパス。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:52
1,2枚目:パノラマ撮影。
木道のすぐ脇(1枚目)に水たまりがあるが,,。
池塘のように見えなかったのでパス。
左(2枚目)はこれまた離れ過ぎている。
浄土平湿原,南側の木道を東へ(福島市),14:53
これは上の画面にある木道脇の池塘の先にある池塘?らしき場所。
形が不定形。もしかすると雨でできた一時的な水たまりかも知れない。
今回は雨の影響で,前回よりも水たまりがかなり多いように感じた。
一時的なものだと原生生物はほとんどいないので,採集しても意味がない。
浄土平湿原,ここを左折(福島市),14:54
ピンぼけ。
湿原の東端部まできた。右は車道(磐梯吾妻スカイライン)へ出るルート。
ここは左へ。
浄土平駐車場へ(福島市),14:54
階段を降り,桶沼と吾妻小富士(標高1707m)の間を東に流れる塩川に架かる橋を渡る。
浄土平駐車場へ(福島市),14:54
ここが塩川に架かる橋。
橋を渡った後は,階段を上がるが,その先にも湿原がある。
浄土平駐車場へ(福島市),14:55
ここがその湿原。すぐ目の前に浄土平駐車場が迫る。
木道は南北に伸びているが,湿原は塩川の流路に沿って東西に細長い。
浄土平駐車場へ,その途中にも湿原がある(福島市),14:56
1,2枚目:パノラマ撮影。
木道じたいも湿原から高い位置にあるので,採集は無理。
浄土平駐車場へ(福島市),14:56
ここにも小さな池塘が点在しているが,多くは木道から離れ過ぎている。
前回はここの木道脇で採集した記録がある(下段の画像)のだが,
それがどこだったか確認できないまま湿原を出てしまった。
2006.9.3,15:32-15:34撮影
浄土平駐車場に着いたところで南〜西〜北をパノラマ撮影(福島市),14:57
比較のために前回撮影した画像を下段に示す。
既述したが,左から東吾妻山(標高1974.7m),蓬莱山(標高1802m),一切経山(標高1948.8m)のはず。
2006.9.3,15:36-15:37撮影
当初の予定ではあの山を越えて来たかったのだが・・・(福島市),14:58
雲に隠れてしまったが,東吾妻山を再度撮影。
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