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2017.03.11, Part VII

小幡緑地,竜巻池〜

竜巻池,西岸沿いの遊歩道を通って南岸へ(名古屋市),12:50
さきほど訪れた塚ノ杁池と同様, ユキヤナギ(コゴメバナ,Spiraea thunbergii,バラ科 シモツケ属) は開花直前だった。

竜巻池,池の南岸が迫る(名古屋市),12:51

竜巻池,坂を降りて池の南岸へ(名古屋市),12:51
南岸は遠浅になっている。2015年,2016年の年末に訪れた際は,水際から1m以上離れた場所まで水に浸った状態だった。 そこにたくさんの原生生物がいたのだが,,,。 今回はどうだろうか? 塚ノ杁池同様,水位が下がっている。ただし,水位の低下は塚ノ杁池ほどではなさそうだ。 とはいえ,遠浅なので,わずかな水位の低下でも,年末に水浸しだった場所の多くはカラカラに乾いていた。
昨年の03月は30日に訪れている(下段2枚目)。今回より19日あとなので,あちこち緑色に染まっていた。 今回はまだまだだ。


1枚目:2016年05月の様子(2016.05.15,13:04撮影)。
2枚目:2016年03月の様子(2016.03.30,13:10撮影)。
3枚目:2015年12月の様子(2015.12.19,11:25撮影)。
4枚目:2015年11月の様子(2015.11.28,11:05撮影)。

竜巻池(名古屋市),12:52
1〜3枚目:南岸からの眺め。北側を向いてパノラマ撮影。


2015年11月の様子(2015.11.28,11:06撮影)。

竜巻池(名古屋市),12:52, 12:54
1枚目:水際の様子。水底は砂利だらけ。水垢が少なめだ。 2枚目:ここで 採集(小幡緑地,竜巻池南岸-01)

竜巻池(名古屋市),12:55
これまで同様,より草が多く水際がぬかるんでいる東側へ移動。

竜巻池(名古屋市),12:56-12:57
1枚目:この辺は,枯草や枯葉が目立つ。
2枚目:ここでも 採集(小幡緑地,竜巻池南岸-02)。 3枚目:現在地を確認。 何度もここまで来ているので,ログが重なってわかりずらくなっている。

竜巻池(名古屋市),12:58-12:59
1枚目:導電率は 45 μS/cm(18.1℃)。 前回は42 μS/cm(28.5℃)。水温は違うは,導電率はほぼ同じだ。 同じ水温だと若干高めになるはず。ということは,やはりここも若干電解質が濃縮されているのだろう。
2枚目:pH は 6.82。おおよそ中性だ。

竜巻池(名古屋市),12:59-13:00
前回(下段)も撮影した クロミノニシゴリ(シロサワフタギ,Symplocos paniculata,ハイノキ科 ハイノキ属) 。前回はここによく目立つ シロシタホタルガNeochalcosia remota,チョウ目 マダラガ科 Neochalcosia属) の幼虫がいた(下々段)。


2016年05月の様子(2016.05.15,13:14撮影)。

2016年05月の様子(2016.05.15,13:14-13:15撮影)。

竜巻池(名古屋市),13:01
上と同じ位置から池の全景をパノラマ撮影。

次の採集ポイント,海上の森へ(名古屋市),13:02
昨年は元きたルートを辿って小幡緑地駅へ戻ったが, 今回は,その隣にある白沢渓谷駅へ向う。
というのは,何度も駅で乗降りしているため,財布の中に小銭がなくなってしまったからだ。 「レールウェイバス」に乗車するには小銭が必要だ。 (今回はたまたま千円札もなくなった。あったとしても混雑しているバスの中で両替えするのはなにかと面倒だし,,)。 そこで近くの店鋪で買い物をして小銭を作ろうとしたのだが,,。生憎,ここは広い公園なので近くにコンビニ等の店鋪がない。 地図で探したところ,白沢渓谷駅近くに1軒あったので,まずはそこへ向うことにした。
ということで,池の西端へ。

竜巻池(名古屋市),13:03
坂を上がる途中,突然,岸辺近くに小鳥が舞い降りた。 ツグミTurdus naumanni eunomus,スズメ目 ツグミ科 ツグミ属) だ。この鳥はよく見かける。

竜巻池(名古屋市),13:03
前方左にある階段を上がる。

その先にある車道へ出て右折(名古屋市),13:04
この道は,2015年に訪れた際,反対方向から歩いたことがある(下段)。


2015年11月の様子(2015.11.28,11:04撮影)。 パノラマ撮影。

橋を渡る(名古屋市),13:05

見返池方向へ進む(名古屋市),13:07
2枚目:現在地を確認。

小幡緑地,見返池方向へ進む(名古屋市),13:09-13:10
細長い葉の樹木があった。樹高は5〜6m以上ありそうだ。 これは キョウチクトウNerium indicum,キョウチクトウ科 キョウチクトウ属)
翌日になって気づいたが,法政大学近くの外濠を横断する坂沿いにもこの樹がある(注)。 キョウチクトウの名前はよく耳にするし,前記のように実物もすでに長い間,目にしていた訳だが, 名前と実物が一致していなかった。

注:ただし,大学近くのキョウチクトウは高さが2〜3mほどで背が低い。その替り細めの茎がたくさん集まっている。 これは外濠の斜面に生えているのが原因しているのかも知れない。

Part VIII: 〜白沢渓谷駅〜大曽根駅へ
2017.03.11, 13:11 - 13:41