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2016.12.24, Part IV

平井川右岸沿いの湧水(1)

平井川右岸沿いを進む(あきる野市),12:31
1枚目:河川敷へ降りられる場所もあった。
2枚目:現在地を確認。

ここで大きく右にカーブして南向きとなる(あきる野市),12:34

カーブの途中,対岸にシラサギがいた(あきる野市),12:35-12:36
2枚目:望遠撮影。 3枚目:少し進んでから再度望遠撮影。
明らかに コサギEgretta garzetta,サギ科 シラサギ属) よりは大きい。コサギはこの時期,嘴が黒くなるが,この個体は黄色いままだ。 この点でもコサギとは異なる。
現在のデジカメは望遠にしてもあまり大きくならないので,ハッキリしないが, おそらく ダイサギArdea alba,サギ科 アオサギ属) だろう。

カーブの先にあるのは新開橋(あきる野市),12:36

新開橋の脇を通過中(あきる野市),12:37
かなりの高低差があるためか,河床が階段状に造られている。

平井川の解説板があった(あきる野市),12:38
2枚目:現在地は多摩川との合流点から 2 km上流だ。

少し進んでから,,(あきる野市),12:39

振り返って新開橋を撮影(あきる野市),12:39

前方で左にカーブして東向きに戻るが,,(あきる野市),12:41
1枚目:カーブ手前に水たまりがあった。
2枚目:現在地を確認。

新開橋下流,平井川右岸の湧水湿地(あきる野市),12:41, 12:42, 12:43, 12:44
1枚目:水流はほとんどなさそうだし,落ち葉が堆積していて,日当たりもよい。 これなら原生生物がいるかも,と期待したが。。。
2枚目:ここで 採集(平井川右岸の湧水湿地-01)。 この後,研究室で観察した結果,原生生物はほとんど観察できなかった。
3枚目:導電率は 217 μS/cm(17.5℃)。 さきほど草花公園内の水路で測定した値(192 μS/cm,15.1℃)より若干高めだ。 4枚目:pH は 7.52。これはほぼ同じ。

前方に見えてきたのは高瀬橋(あきる野市),12:45
カーブの途中には崖側に柵がある。 そして中央付近にはなにやら白い板状のものが。なにかの案内板のようだ。 事前の調べ(2段上2枚目)では,あの辺を「平沢滝下の湧水」というらしい。

平井川右岸沿いを進む(あきる野市),12:46
これは ??
太い葉脈の配置は シロダモNeolitsea sericea,クスノキ科 シロダモ属) に似ているが,,,,。細い所を見るとちょっと違うような。

柵のある場所まで来た(あきる野市),12:46
柵と道の間に細い溝がある。柵と右の崖の間を見ると,水たまりが続いていた。

崖の法面を覆うコンクリートの構造物は著しく変形している(あきる野市),12:46
2枚目:コンクリート製の柵近くの様子。 湧水が流れて隣の溝に流れ落ちていた。

「秋留台地の地下水」と題した案内板があった(あきる野市),12:47
2枚目:現在地を確認。 ここは台地だが,下層は礫まじりの粘土層で雨水を通さないため,いたるところに湧水がある,らしい。 ここもその一ケ所。 防災工事で崖が改修される際に,この辺だけ地層が観察できるように残されたらしいが,,,。 現在は草木で覆われて観察しずらくなっている。
2枚目:現在地を確認。

「秋留台地の地下水」と題した案内板の近く(あきる野市),12:47-12:48
画面ではわかりにくいが,水の流れがある。 そのためか,藻塊はおろか水垢すらまったく確認できない。 これでは採集しても原生生物は期待できない。が

「秋留台地の地下水」と題した案内板の近く(あきる野市),12:49, 12:50, 12:51
1枚目:導電率は 191 μS/cm(13.1℃)。水は澄んでいるが,電解質の濃度は高い。
2枚目:pH は 7.62。これまでとほぼ同じ。
3枚目:せっかくなので 採集(平井川右岸の湧水湿地-02) してみたが,,。 やはり原生生物はほぼゼロだった。

Part V: 平井川右岸沿いの湧水(2)
2016.12.24, 12:53 - 13:09