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2015.05.17, Part XI

袴湿原〜袴池

袴湿原トレイルを北へ(妙高市),13:46
道端で咲く フキPetasites japonicus,キク科 フキ属) 。

袴湿原トレイルを北へ(妙高市),13:46
遊歩道の右は薮になっているが,奥にはさきほどの袴湿原から続く沢があるようだ。

遊歩道には一部ぬかるんでいる場所があった(妙高市),13:47

前方にやや開けた場所が現れた(妙高市),13:47-13:48
2006年に訪れた時にはなかったような,あったような・・・。 あったとすれば,気づかなかったことになる(写真を撮っていないので,おそらく気づかなかったのだろう)。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
地図には前方に湿地のしるしがある。 そのため,あそこを袴湿原としたのだが,実際は,見て来たように,さきほどの木道が敷設された場所が袴湿原だった。 しかし,もしかすると,この先にある袴池まで続く湿地帯も袴湿原の一部なのかも知れない。

袴湿原トレイルを北へ(妙高市),13:48
1,2枚目:パノラマ撮影。
広々した場所が近付くと,右の薮が消え, ミズバショウLysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属) が現れた。 あきらかにこの辺も湿地だ。

広々した湿地(妙高市),13:49
1〜3枚目:パノラマ撮影。
雪解け直後のようで,枯草が一面横倒しになっている。 所々に水面が見える場所がある。せっかくなので,,

広々した湿地(妙高市),13:50
枯草の間で 採集(袴湿原-02)
観察された生物: トリカメーバ(Trichamoeba), サッカメーバ(Saccamoeba), 未同定の裸性アメーバ, フセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia bacillariarumD. oblonga), Argynnia, サイフォデリア(Cyphoderia), ディプロフリス(Diplophrys sp.)?, ツリガネムシ(Vorticella telescopia), 珪藻各種, ケンミジンコ, カイミジンコ, イタチムシ,

湿地の様子をパノラマ撮影(妙高市),13:50-13:51
1〜3枚目:パノラマ撮影。 前方の斜面沿いに ミズバショウLysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属) が群生している。 おそらくあの辺を水路が通っているのだろう。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。

袴岳への分岐を通過(妙高市),13:52
1枚目:左へ上がって行く遊歩道がある。その角に「←袴岳 1.5 km」と書かれた標柱が立っている。 2006年(下段)ここを通った際は,右にあるやや盛り上がった場所は薮だらけだったが,,。 2枚目:今回は薮が刈り払われて,休憩用の木製ベンチが設置されていた。


2006年06月の様子(2006.06.17,11:16撮影)。

袴湿原トレイルを北へ(妙高市),13:52
1,2枚目:パノラマ撮影。 2006年に訪れた際は右には薮があって,奥が見通せなかった(下段)。 しかし,今回は,薮はあるものの芽吹いたばかりで葉が育っていないので,前方が見通せる。 薮のすぐ右に広々した水辺が広がっていた。


2006年06月の様子(2006.06.17,11:16撮影)。

袴岳分岐の近くにある水たまり&沢(妙高市),13:53
1〜3枚目:分岐の近くにもやや盛り上がった場所があり,そこにもベンチが設置されていた(2枚目)。 その手前でパノラマ撮影。 3枚目:沢になっている斜面側になにやら白いものがある。

袴岳分岐の近くにある沢(妙高市),13:53
望遠撮影。どうやらサンショウウオの卵嚢のようだ。 先日(2015.05.03),大峰沼で見たばかりだ。 大峰沼のものは産卵からだいぶ時間がたっているようだったが, ここはまだ真っ白。つい最近,産まれたようだ。

ベンチのある場所の近く(妙高市),13:54
ここは湿原というよりすでに袴池の一部とみなした方がよさそうだ。 ということで,ここで採集(袴池-01)。 原生生物は観察できなかった。
観察された生物: ケンミジンコ, ソコミジンコ, カイミジンコ,

ベンチのある場所をパノラマ撮影(妙高市),13:55
前方に見えるのが袴池だ。

袴池に近付いたところでパノラマ撮影(妙高市),13:55
1枚目:遊歩道の先に,池からあふれた水が通る水路がある。 あの左には谷へ下る沢があり,そこへ流れ落ちていた(後出)。


2006年06月の様子(2006.06.17,11:19撮影)。
袴池

水路の手前まで進んで,再度袴池をパノラマ撮影(妙高市),13:56
1枚目:前回訪れた際()は,前方の岸辺に生えた灌木に モリアオガエルRhacophorus arboreus, アオガエル科 アオガエル属) の卵塊がたくさん付いてた。 今回はまだ時期的に早いらしく,カエルの鳴き声はしていたが卵塊は見当たらなかった。 現在は,さきほど撮影したサンショウウオの卵嚢が示すように, サンショウウオの産卵期だ。

Part XII: 袴池〜袴湿原トレイルをさらに北東へ
2015.05.17, 13:56 - 14:10