乳岩峡入口(新城市),15:37-15:38
1,2枚目:舗装道の端,左側の様子。
1枚目:フクロウの木彫?その右に様々な案内が書かれた道標?がある。
上は「さあ明神山に登りましょう!,わくわくどきどき明神山コース」,
中は「現在地 乳岩峡登山口,乳岩分岐(明神山方面)20分 →」,
下は「三河川合駅まで 2.7 km(徒歩40分),気をつけてお帰りください」
などと書かれている(注)。
3枚目:右側,観光案内所の近くには水飲み場があった。ここでタオルを濡らして汗を吹いた。
注:駅をスタートしたのが15:01だったので,ここまで来るのに37分かかった。
よって三河川合駅まで徒歩40分というのはほぼ正確。
乳岩川右岸の岩盤へ(新城市),15:38
舗装道の先は,このように岩盤の上を歩く。
川面との段差はわずかだが,一応,岩石段丘のようになっていて,岩盤の上には所々に水たまりがある。
ネットでこれを見たのが,ここを訪れることにした理由だ。
明瞭な岩石段丘にはなっていないので,長瀞 岩畳や飛水峡ほどは期待できないが,
水たまりにどれくらい原生生物がいるかを調べてみたい。
乳岩峡,乳岩川右岸の岩盤を歩く(新城市),15:39, 15:41
1枚目:いくつかの水たまりがあった。
2枚目:溝になっている場所で
採集(乳岩峡-01)。
観察された生物:
エントシフォン(Entosiphon),
ウロレプタス(Uroleptus),
レンバディオン(Lembadion bullinum),
ツリガネムシ2種(Vorticella),
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
先に進むにつれ,大きな水たまりが現れた(新城市),15:41
乳岩峡,乳岩川右岸の岩盤を歩く(新城市),15:42-15:43
1枚目:さらに進んで・・・。
2枚目:また採集(乳岩峡-02)。
薄暗いのでブレてしまった。
観察された生物:
カラエリヒゲムシ(Salpingoeca),
小型鞭毛虫数種,
小型アメーバ,
レンバディオン(Lembadion bullinum),
小型繊毛虫数種,
乳岩川右岸の岩盤を歩く(新城市),15:43
水底に落ち葉がある程度で,藻塊はおろか,水垢もほとんどない。
採集せず。
やや広々した場所(新城市),15:46
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左に枯枝が覆い被さっている水たまりがある。
若干だが水垢があった。
乳岩峡,乳岩川右岸の岩盤(新城市),15:47
ここで採集(乳岩峡-03)。
観察された生物:
スチロニキア(Stylonychia mytilus),
アスピディスカ(Aspidisca aculeata),
レンバディオン(Lembadion lucens),
ツリガネムシ(Vorticella elongata),
棘毛類繊毛虫,
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
ヒザオリ(Mougeotia),
岩盤歩きはここで終了(新城市),15:48
前方で左からの沢にかかる橋を渡る。
ここから先は普通の山道のようだ。
橋の途中で前方をパノラマ撮影(新城市),15:49
1枚目:前方に看板がある。「天竜奥三河国定公園,名勝天然記念物,乳岩峡,設楽町観光組合」と書かれている。
2枚目:ここから先は普通の登山道のようだ。これ以上先にいっても採集ポイントとなる水たまりはなさそうなので,
ここで引き返すことにした。
3枚目:こちらが乳岩川。
乳岩峡,乳岩川右岸の岩盤を南へ(新城市),15:50
2枚目:ここでも採集(乳岩峡-04)。
観察された生物:
マスチゴアメーバ(Mastigamoeba),
小型鞭毛虫数種,
ヒザオリ(Mougeotia),
乳岩川右岸の岩盤を南へ(新城市),15:53
上と同じ水たまり。何やら(おそらく昆虫の幼虫)が水垢を集めて水底にクネクネした模様を描いていた。
乳岩峡入口まで戻った(新城市),15:55
乳岩川沿いを南へ(新城市),15:56
たくさんの車が並ぶ脇を進む。
Part XI: | 乳岩川沿い〜宇連川 2014.04.19, 16:02 - 16:21 |