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2013.04.28, Part XI

鵜沼駅〜新鵜沼駅〜野外活動センター近くの木曽川左岸

鵜沼空中歩道を通って新鵜沼駅側へ移動(名務原市,かがみがはらし),12:09

鵜沼空中歩道からの眺め(名務原市),12:10-12:11
右前方に見えるのは名古屋鉄道の車両だ。

鵜沼空中歩道の西口へ(名務原市),12:11

新鵜沼駅前へ出たところでパノラマ撮影(名務原市鵜沼南町),12:12
ここは昨日(下段)も撮影したばかり。 昨日同様,この写真を撮影した後,前方(2枚目)のタクシー乗り場へ向ったが,乗車したタクシーの運転手も昨日と同じだった。 タクシーの数がそれほど少ないとは思えないのだが,,。偶然。 昨日は木曽川の右岸を北進したので,ここから乗車したのは失敗だった。 本来は鵜沼駅前からの方が良かった。 しかし,今回は木曽川の左岸を北上するのでこちらの方がより近い。


2013年04月の様子(2013.04.27,16:57撮影)。

木曽川にかかる犬山橋を渡る(名務原市→犬山市),12:16
左は名鉄犬山線の鉄橋(これも犬山橋)。同じ名前の橋が2つ並んでいるためだろう,地図には「ツインブリッジ」の名が記されている。

名鉄犬山線の鉄橋の袂を横断(犬山市),12:20

木曽川左岸沿いを北へ(県道185号 栗栖犬山線,犬山市),12:22

犬山市野外活動センターを過ぎたところでタクシーを降りた(犬山市),12:26
1枚目:乗車してきたタクシーを見送る。 2枚目:少し南へ下がってから iPad mini で現在地を確認。 この辺から川岸へ移動できれば,事前に航空写真でチェックしておいた岸辺近くの岩盤にある水たまりへ到達できるはず,なのだが,,。
左に脇道のようにも見える場所があったので,そこへ入ろうとすると後ろから来た乗用車が左折してきた。 その前に車から降りたらしい女性が車をガイドしようとして近付いてきたので, ここから河川敷へ出られるかと尋ねてみた。 しかし,答えはノーで,この辺からは河川敷へは出られないという。 南にある野外活動センター付近からなら近付けるかも,との返事だった。

ということで県道185号 栗栖犬山線を南へ移動(犬山市),12:28

前方に犬山市野外活動センターが見えてきた(犬山市),12:30

確かにセンターの手前に川岸へ近付ける道があった(犬山市),12:31
道路際には道標が立っていた。 「栗栖遊歩道,野外活動センター口,←栗栖ラインロード」と書かれている。 下段はこの後,樋ヶ洞川にかかる橋を渡った際,橋の袂にあった「栗栖遊歩道」の案内図だ。 これを見るとここから先には「2 ラインロードルート(河川) 1.7 km」という遊歩道が続いていることになっている。 ただし,この後でわかるように,そのラインロードはかなり怪しくなっていた。


「栗栖遊歩道」の案内図,本日12:57撮影。

栗栖ラインロードを川岸に向って進む(犬山市),12:32
1〜4枚目:少し入ったところでパノラマ撮影。
1,2枚目:左は野外活動センターの「芝生広場」らしい。 3,4枚目:こちらは「栗栖木曽川河川敷グラウンド・ゴルフ場」のようだ。 ここでわからなくなった。 事前にチェックした航空写真では,右は樹林帯というか草木で覆われているはずだった。 そして,樹林帯と川岸の岩場地帯の間に細い道が写っていた。 どうやらそれが「栗栖ラインロード」らしいのだが・・・。 実際には,樹林帯は姿を消しゴルフ場に変わっていた。それとともに「栗栖ラインロード」も姿を消していた。

木曽川左岸の岩場に入る(犬山市),12:33
3枚目:対岸の小山は標高 237.5m。この辺の標高はおよそ 45.0mのはず。 地図を見ると,あの小山の周囲(北西〜西〜南)は住宅団地で囲まれている。

木曽川左岸の岩場(犬山市),12:34
足下を見ると見慣れた植物が,これは長瀞で何度も見ている テリハノイバラRosa luciae,バラ科 バラ属),のはず。 下段は3週間ほど前に荒川左岸の河川敷(長瀞町)で撮影したテリハノイバラだ。


2013年04月の様子(2013.040.4,11:20撮影)。

ゴルフ場近くの岩場は潅木が多い(犬山市),12:35
先に進もうとしてフと右を見ると草と潅木に囲まれた小さな水たまりがあった(2枚目)。

野外活動センター近くの木曽川左岸(犬山市),12:36
ここで 採集(犬山市野外活動センター近くの木曽川左岸-01)。 この木曽川左岸では,ここが一番観察できた原生生物が多かった。 今回,木曽川左岸で採集したサンプル中では,ここが川岸から一番離れていたためだろう (=洪水で洗い流される頻度が低い)。
観察された生物: 渦鞭毛虫2種, ミドリムシ2種(Euglena sp.), ウチワヒゲムシ(Phacus smulkowskianus), アスタシア(Astasia sp.), ウロレプタス(Uroleptus), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, マルロモナス(Mallomonas mesolepis), 珪藻各種, クロロモナス(Chloromonas), グロエオモナス(Gloeomonas sp.), ヘマトコッカス(Haematococcus lacustris), テトラバエナ(Tetrabaena socialis) クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.), サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), ヒザオリモドキ(Mougeotiopsis), アオミドロ(Spirogyra), ホシミドロ(Zygnema), ミカヅキモ( Closterium moniliferumC. intermediumC. littoraleC. lunulaC. navicula), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens 幅広), ユレモ(Oscillatoria sp.), ワムシ, ケンミジンコ, ソコミジンコ,

木曽川左岸の岩場を川岸に向って進む(犬山市),12:38
ここは飛水峡のように層状に重なった岩盤ではない。 かなり大きな均質な岩だが,どれも斜めというか平坦な面が傾いている。そのため,ここもかなり歩きづらい。

Part XII: 野外活動センター近くの木曽川左岸〜栗栖橋〜桃太郎公園
2013.04.28, 12:38 - 12:59