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2013.04.14, Part V

開成山公園(五十鈴湖)〜開拓公園〜国道49号〜五百淵公園

開成山公園,左へ進むと蒸気機関車があった(郡山市),08:59

蒸気機関車(D51 264)の前を通って奥へ(郡山市),08:59-09:00
2枚目:この後,前方を左折する。 3枚目:iPad mini で現在地を確認。 すぐ近くに五十鈴湖があるはずだが・・・。ここからは見えない。

階段があった,この先が五十鈴湖のようだ(郡山市),09:00

階段を上がると目の前に大きな建物があった(郡山市),09:01
最初は道を間違ったのかと不安になったが,よく見ると池の中に建っているようだ。 これは「野外音楽堂」だった。

開成山公園,五十鈴湖,野外音楽堂(郡山市),09:02
1枚目:周囲の観覧席に人が座っていたが,ほどなくステージの奥から人が出てきて何やら準備を始めた。
3枚目:右を見ると広い水面が見えた。右の坂を降りて音楽堂の右へ降りることにした。

開成山公園,五十鈴湖(郡山市),09:02-09:03
五十鈴湖の南縁中央からパノラマ撮影。 池(湖とはいいがたい)の周囲はすべて柵で囲まれ,岸辺は深く落ち込んでいた。採集不可。 では,次のポイントへ。

開成山公園を出る(郡山市),09:04
さきほども撮影した蒸気機関車の脇を通って車道(はやま通り,県道6号 郡山南湖線)へ戻る。

はやま通りを西へ,前方の開成二丁目交差点を左折する(県道6号 郡山南湖線,郡山市),09:06

開成二丁目交差点の左にあるのが開拓公園(郡山市),09:06
地図には描かれていないが,結構な広さがある。
前を横切るのは国道49号。この後は前方を左折して国道49号を南下する。
3枚目:このまま交差点を直進すると下り坂の先に「開成館」(1968年開館)がある。 安積開拓と安積疎水の開削の歴史を紹介している場所だ。 「開成館」(注)は安積開拓を進めた県の事務所の名前で,当時の建物が復元され内部が資料展示館になっているらしい。 他に関連する他の開拓当時の建物も復元されているそうだ。

注:開拓当時の「開成館」は1879年(明治7年)に建築された。 以後は郡役所,農学校,村役場として利用された。 明治天皇が東北行幸を行った際の宿泊所にも使用されたことで,1933年に国の史跡に指定された。 戦後はこれらの指定が解かれ荒廃していたが,1960年に県の重要文化財に指定され,以後補修・復元が行われた。 2009年には経済産業省の近代化産業遺産にも指定された,そうだ。
また,東北大震災で被害を受けたため以後休館していたが,昨年11月に再開したそうだ。 画像(1,2枚目)でもわかるように,この辺には観光客らしきグループがあちこちにいた。 もしかすると,開成館を目当てに訪れた人々かも知れない。おそらくそうだろう。 この辺は郡山市内の観光スポットのようだ。 近くには「東北のお伊勢さま」と呼ばれる「開成山大神宮」もある。 安積疎水の起業式(1879),通水式(1882)もそこで行われたらしい。

開拓公園の案内板(郡山市),09:06
ここにも「安積疎水の歴史」の説明があった。 その下に「開拓公園」の説明がある。 開成二丁目交差点は「開拓当時『十字街頭』と呼ばれ,安積開拓の中心だった」そうだ。 その後には「公園の中心に朝もやの立ち込める荒涼とした原野と,周囲には安積の山並をイメージし, それぞれ霧状噴水(ミスト)と石組,築山で表現しています」とある。

開拓公園(郡山市),09:06
上の案内によれば,前方の噴水と石組が「荒涼とした原野」を,奥に見える築山が「安積の山並」を表わしていることになる。
安積山というのは,地図では「額取山(標高 1008.7m)」と表記されている山で猪苗代湖の東に位置している。 安積疎水の取水口は,当初は猪苗代湖の北西岸(山潟水門,1881年落成)にあったが, 老朽化したたため東岸にある志田浜地区に新しい取水口(上戸頭首工,1962,注)が造られたそうだ。 現在はトンネルで通水されているという。

注:市販の地図には「上戸水門」と記してある。位置は磐越西線 猪苗代湖畔駅の南,小坂山トンネルの南口近く。 国土地理院の地図には「安積疎水取入口」と記してある。色々だ。

国道49号を南へ(郡山市),09:07
この辺は歩道を歩いている人が多かった。市内観光をしていた人々かも知れない。

国道49号を南へ(郡山市),09:08-09:09
1枚目:目指す「五百渕公園」の案内があった(注1)。 西へ6 kmほど行くと「大槻公園」があるという案内も。大槻公園にも池があるらしいが,やや遠いので今回はパス。 2枚目:この先で文化通りと交差するが,左(東)は「文化通り」,右(西)は県道6号,という案内(注2)。 さきほど通った「はやま通り」も県道6号 郡山南湖線だった。 県道6号は「はやま通り」から先,開成二丁目交差点と開成三丁目交差点の間は国道49号との重複区間を通るようだ。 3枚目:文化通りとの交差点(開成三丁目交差点)を通過。

注1:ここには「五百渕公園」と書かれているが,現地の案内には「五百淵公園」と記してある(後出)。 どちらでもいいのかも知れないが,なるべくなら統一して表記して欲しい。 手持ちの地図は「五百渕公園」と記してある。う〜む。 しかし,郡山市のHPでは「五百淵公園」の方を採用しているようだ。ということはこちらが正式な表記?
注2:県道6号側も「文化通り」というようだ。どこまでかは不明だが。

国道49号を南〜南東へ(郡山市),09:10, 09:12, 09:12
1枚目:この辺は南進するが,, 2枚目:この辺からゆるやかに左へカーブして南東向きに変わる。 3枚目:標識に「香久池」の名前があった。五百渕公園(五百淵公園)の後は,香久池公園にも立寄る予定。

内環状線との交差点(菜根屋敷交差点)を直進(国道49号,郡山市),09:15
2枚目:交差点名の確認。 「Saikonyashiki」とあるので「さいこんにゃしき」と読むのだろう?

国道49号を南東へ(郡山市),09:16
「野鳥の森学習館,400m ↑」と書かれた標識があった。 野鳥の森学習館というのは,これから訪れる五百渕公園(五百淵公園)の北岸近くにあるらしい。 五百渕(五百淵)の南に「野鳥の森」という樹林地帯があるようだ。

五百渕公園(五百淵公園)へ(郡山市),09:17
右に公園へ降りる坂があった(2枚目)。車道を横断してあそこから公園に入ることにした。

五百渕公園(五百淵公園)に入る(郡山市),09:17
ここは公園の北西端だった。

Part VI: 五百淵公園(五百淵風致公園)
2013.04.14, 09:18 - 09:34