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2012.03.12, Part IX

荒川左岸沿いを東へ〜天神グラウンド

工場地帯の脇を東へ(深谷市),13:44
既述したように,この辺に堤防はなく,川面より一段高い位置(河岸段丘?)を通る。 道路のすぐ脇を荒川が流れている。

工場地帯の脇を東へ(深谷市),13:44
前方に広い河川敷がある。

工場地帯の脇を東へ(深谷市),13:45
1枚目:左(北)に「深谷市,川本公民館,川本図書館,川本出土文化財管理センター」があるという案内。

右には「ここは白鳥の飛来地です」と書かれた看板が立つ(深谷市),13:45
地図を見ると,対岸にもやや離れた位置だが「白鳥飛来地」の文字が見える。 この辺一帯がそのようだ。 画面左には「深谷市菅沼」の標識もある。

工場地帯の脇を東へ(深谷市),13:46-13:47
右に広い河川敷がある場所まで来た。

河川敷へ水が流れ出している場所があった(深谷市),13:47

葦原で囲まれているので,どこへどう流れているかわからない(深谷市),13:47
Google mapの航空写真でみると,段差の境を進んで,この後出てくる弁天沼排水路の出口に合流しているようだ。

葦原は延々続いているようだ(深谷市),13:49
おそらく流れ出した水は,荒川の下流方向に向って流れているのだろう。 しかし,葦原に遮られて確認できない。

水の出口に近付いてみた(深谷市),13:51

水の出口近くで採集(深谷市),13:51
水は澄んでいた。水底にはかなりの量の水垢,ないし,藻塊があった。 長い間,安定して水がある証拠だ。期待できそうなので水際で 採集(天神グラウンド前の水路出口)。 しかし,予想に反し原生生物はわずか。水底の藻塊はヨツメモか,それに近い仲間だった (通常見るヨツメモとは外観がやや異なるので,ヨツメモではないかも知れない)。 これがたくさんいるだけで,他の原生生物は珪藻を除いてほとんどいない。
観察された生物: 小型アメーバ, 珪藻各種, ヨツメモ(Tetraspora)?, ワムシ, センチュウ,

川沿いの道はここで終わり?(深谷市),13:53
道というより広い駐車場のような場所へ出た。 前方の柵の中が天神グラウンドだ。

天神グラウンド(深谷市),13:54
1〜3枚目:グラウンドの手前で周囲をパノラマ撮影。 3枚目:金網柵の脇に道があるようだが,,。

そこは車両進入禁止だった(深谷市),13:54
草むした未舗装道,というか,踏跡のような道が続いていた。 自転車なら通れそうだが,地図には道として描かれていない。 ここへ入っても荒川沿いを進むことはできないはずなので止めた。

天神グラウンド角からの眺め(深谷市),13:54
1枚目:金網柵沿いに続く未舗装の道。 上記のように,この様子を見て先に進むのを諦めたが, 後でGoogle mapの航空写真を見ると,金網柵の先にも踏跡が続いているようだ。 この先には樹木と草原に囲まれた細長い沼らしきものが1,2つあるので, 近付けることができれば近付きたかった。 今回は枯れ草の中を歩くと「ひっつき虫」だらけになってしまうはずなので,近付けるとしても止めた方が無難だ。 「ひっつき虫」が姿を消した頃に,できれば再度訪れてみたい。 草茫茫で歩けなくなってしまうのかも知れないが,,。
2枚目:「水辺の自然生態系を守り育てるため,低水敷(河原)内への車・バイクの乗り入れを禁じます。」 と書かれた案内がある。
3枚目:ここも水路の出口になっていた。 手前の標識には「弁天沼排水路吐口」とあるが,,。 地図には「弁天沼」の名前がない。 ネットで検索しても,まったくヒットしない。
この後撮影した天神グラウンドの入口の左に,この弁天沼排水路らしきものが西北西に向かって伸びていた。 入口からここまでは道路の下を通っている(暗渠?)ようだ。 ただし,水路を遡っても弁天沼の名前はない。かつてあった,ということなのだろう。

天神グラウンド角に立つ古代ザメの案内?(深谷市),13:55
「せ,千万年古代ロマンの巨大ザメ,石河正夫」の後に古代ザメの案内が書かれていた。 この形式?の案内があちこちにあった。

天神グラウンドの脇を北へ(深谷市),13:55
河沿いには進めないので,東へ向うためにとりあえずグラウンドの北側を通ることにした。 地図を見るかぎり,この近くに荒川左岸の一番北というか一番上流にある堤防があるはずなのだが,,。

Part X: 天神グラウンド〜菅沼天神社&大里用水 菅沼沈砂池
2012.03.12, 13:56 - 14:06