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2011.08.26, Part X

小安温泉バス停〜湯沢駅〜大曲駅

国道398号を南へ(湯沢市),14:33
ガソリンスタンド前を通過。この辺はほぼ平坦。

道をまたぐ温泉宿もあった(湯沢市),14:34-14:35

国道398号を南へ(湯沢市),14:35

前方に小安温泉バス停が見えてきた(湯沢市),14:36
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:バス停の向かいにあるのは小安峡温泉の総合案内所。

小安温泉バス停(湯沢市),14:36
事前に調べたとおり,ここを湯沢駅行きのバス(注:終点は湯沢営業所)が出るのは 14:50,まだ14分ある。
バスの姿はないが,この時は,ここが始発で路線バスはどこかで待機しているのだろうと思っていた。 しかし,この後,バスに乗車したところ,整理券番号は「1」だったが, 運賃表を見ると「0」番の整理券もあることに気づいた。 (後でわかったことだが)どうやら始発のバス停はここではなく,さらにこの先にあるようだ。 何という名前のバス停かは不明。羽後交通のHPにある路線バスの時刻表にもその名前はない。 普通は始発のバス停の名前を記すと思うのだが,なんとなく不思議。

まだ若干時間があるので,とりあえず向かいの総合案内所へ(湯沢市),14:37
3,4枚目:道路脇に立つ「栗駒国定公園 小安峡温泉案内図」。

小安峡温泉 総合案内所(湯沢市),14:37-14:43
中には入らなかったが,入口脇に足湯があった。 水底が緑色をしていたので,また イデユコゴメ(Cyanidium) かと思ったが,よく見るとどうも違うようだ。 お湯の脇口(5枚目)を見ると,壁面に濃い緑色のものが張り付いている。 指で触っても弾力があって簡単には崩れない。
6,7枚目:竹製の水の流出口にも同じものが着いていたので,指で摘むと一部が取れた。 サンプリングチュープに入れて眺めてみたが,どうやらこれは ユレモ(Oscillatoria) のようだ(翌日の観察でユレモであることを確認,かなり細いタイプ)。 お湯の温度は40〜50℃はあると思うが,高温でも生育するユレモを見たのは今回が始めて(?)。 他の温泉で,なにげなく見ているかも知れないが,意識して高温で育つユレモを観察したのは,おそらく今回が始めてのはず。

ふたたびバス停に戻って周囲をパノラマ撮影(湯沢市),14:49
まもなく14:50。バス停の前で復路のバスを待つ。

湯沢駅行きのバスに乗車(湯沢市),14:53-14:54
1枚目:3分遅れで復路のバスがやってきた。 この時は,まだ,ここが始発だと思っていたので,始発から遅れるというのは不思議だな,というくらいしか感じなかった。 2枚目:既述したように,乗車の際に取った整理券は「1」。 当然のごとく,ここから乗車したのは私一人。 途中で地元の人が何人か乗ってきた。

バスの中程に座りながら望遠モードで運賃表を撮影(湯沢市),15:20-15:21
1枚目:この運賃表を見て奇妙なことに気付いた。既述したように,この時まで私は始発からバスに乗車したと思っていたのだが, この運賃表を見ると,「0」番が最初にある。 2枚目:0番だと湯沢駅(ここでは湯沢営業所となっているが)までは 1130円だが, 1番だと 1090円。降車の際,支払う運賃は,書いてあるとおりだと1090円で良いはずだが, なかなか「始発からバスに乗車したはず」という思いが消えなかったため,1090円なのか,1130円なのかでしばし悩んだ。 結局,駅に着いて運転手に確認したところ,1090円で良いということで,あらためて, 私は始発のバス停から乗車したのではない」ことを納得させられた。 それにしても,小安温泉バス停の先にあるバス停とは何という名前だったのだろう? そして,どこにあったのか?不明なままだ。

定刻(15:44)通り湯沢駅前バス停に到着(湯沢市),15:44

駅舎に入り時刻表を確認(湯沢市),15:55
これから乗車するのは,16:12発の奥羽本線下り,秋田行き(2両編成)。

2番ホームへ移動,秋田行きを待つ(湯沢市),16:00

16:12発の奥羽本線下りが到着(湯沢市),16:05
発車まで7分待ち。

次は大曲駅から秋田新幹線に乗車予定(湯沢市),16:07
湯沢駅の窓口で購入したのは「特定特急券(立席)」,大曲〜角館の一駅で730円。 この特定特急券は,秋田〜盛岡間は普通車の指定席が空いている場合は,どこに座っても良いというものだ。 ただし,当然ながら,指定券を持つ人が来たら席をあけなければならない。 秋田〜盛岡間は乗客が少ないので,こういった特急券を販売している模様。
また,湯沢駅でこの特急券を購入する際,未知の体験をした。 特急券を購入しようと緑の窓口に入ったところ,カウンターもあったが,自動券売機があったので, いつも通りそこで角館までの特急券を買おうとした。 しかし,よく見るといつもの券売機と様子が違う。 案内画面にしたがってスタートさせてしまったが,いつもの画面が出てこない。 しばらくすると,券売機からガサゴソいう音が聞こえた後,「どちらまで」という普通の人の声がした。 「・・・」最初は何のことやらわからず,しばし返答に窮したが,周囲を見て, これは対話型の自動券売機(もしもし券売機 Kaeruくん)であることを理解した。 通常の券売機は自分でボタンを押して購入するのに対して,これは, 券売機の先(どこにいるか不明だが)にいる人間に乗車したい列車の名前や乗車区間を音声で伝えるのだった。 それを元に先方が指定席券や乗車券を設定して,入金をうながし,入金が確認されると, 手元に券が吐き出されるというしくみ。
券売機の操作に不慣れな人のため,あるいは,緑の窓口の無人化を目的として最近は設置する駅が増えているらしい。 しかし,通常の自動券売機に慣れてしまった私としては,なんともまだるっこしく面倒に感じた。

定刻(16:57)よりやや遅れて大曲駅に到着,ここで秋田新幹線に乗換えるのだが,,(大仙市),16:59
乗継ぎの秋田新幹線は「こまち178号」(大曲 17:42発,角館 17:51着)なので, 43分の待ち時間がある(注)。 ホームにいても仕方がないので,ひとまず途中下車で駅の外へ出てみることにした。

注:この長い乗継ぎ時間を含めると,鈍行で行っても移動に要する時間はさほど変わらないのだが, 生憎,鈍行は乗継ぎが悪い(16:00以降の鈍行で一番早いのは,湯沢 17:23-大曲 18:08,大曲 18:39-角館 19:01 しかない)。 角館に着くのが1時間以上遅れてしまうので新幹線(730円)に乗ることにした。

Part XI: 大曲駅〜角館駅
2011.08.26, 17:01 - 17:52