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2011.02.26, Part V

荒川ビオトープ?

北本自然観察公園の北側を通る道路へ出て左折(北本市),12:21

出口に立つ案内板(北本市),12:21
1枚目:「北本自然観察公園へようこそ!」というタイトルで公園の利用案内が細かく書かれている。 2枚目:その下にある企画展示の案内。「生物多様性を守るこれからの10年」 その下に「名古屋で開かれた国際会議,COP10コップテンがわかる!」と書いてあるので, 昨年後半か今年になって設置されたものだろう。

暖かいので手袋を脱いだ(北本市),12:22
予報では,今日は最高気温が10℃に達しないはずだが,日射しがあるためか結構暖かい。 手の中が汗ばんできたので手袋を脱いだ(この後,夕方になるとさすがに冷えてきたので,再度装着した,後出)。

公園の西側を南北に走る桜堤通りへ出て左折(北本市),12:23

桜堤通りを南へ,すぐ先で右へ降りる(北本市),12:23

坂を下り北本自然観察公園の西隣にある天神下運動公園の駐車場へ(北本市),12:24

天神下運動公園の駐車場の脇にある池,ここは荒川ビオトープの一部のはずだが(北本市),12:24
ここは前から釣り場になっていたが,今回は,各座席?の両脇に長い棒?のようなものが水面浮かんでいた。 何だろう?意味不明。 この辺の景色だけを見ていると,とてもここが「ビオトープ」とは思えない(注)。

注:諸々の情報によると,この池(元は荒川左岸の入り江,注2)の先から荒川を挟んだ対岸も 荒川ビオトープとして整備されているらしい。 いずれも自然保護&回復を目的として一般の立ち入りは禁止されている。 そのためだろうが,この後の画像でわかるように,目前の「釣り堀」から先へ続く通路は見当たらない。
注2:おそらくかつては荒川の流路だったのだろう。 河川改修でこの付近で蛇行していた荒川の流れが直線化された結果,旧流路が入り江として残ったと思われる。 この付近の荒川左岸は北本市。池の先も荒川左岸だが,この付近だけ川島町なのはその名残りのはず。


昨年の様子(2010.4.25,15:43撮影)

一昨年の様子(2010.4.25,11:29撮影)

駐車場の北端にある横田薬師堂下湧水群の入口,今回はパス(北本市),12:24
あちらはこれまでに5回訪れている。その時の様子は こちらを!

駐車場の南西端に近付いてみた(北本市),12:25
1枚目:この左側に「荒川ビオトープ」の案内図があるのだが,(車が邪魔で)今回は撮影しなかった。 2枚目:これは5年前に撮影したその案内図。 この図を見ると,目の前の「釣り堀」の奥にもビオトープが広がっているらしいのだが, 後でわかるように「釣り堀」以外には歩き回れる場所はない。

柵はあるが進入禁止ではないようだ(北本市),12:25
これまでは柵があるので進入禁止だと思って下には降りなかったのだが(釣り人はいるが)。。。 とくに進入禁止の看板などは見当たらない。 左のフェンス脇の案内には「注意,この先,足もとが滑りやすく,とても不安定な状態です。 危険ですので,水際には近づかないようお願いします。・・・」と書かれている。 坂を降りることを前提に書かれている。よって坂を下ってもよいようだ。

荒川ビオトープ?,自転車を引きながら坂を下る(北本市),12:27
やや急なのでゆっくりと降りる。坂を下った先にも同じ「注意」の看板が立っている。

荒川ビオトープ?,左は東にある北本自然観察公園から流れてくる水路(北本市),12:27

荒川ビオトープ?,水路と池の間を通る(北本市),12:27

振り返って下ってきた坂方向(東側)から流れてくる水路を撮影(北本市),12:28
3枚目:流れていく方向。画像でわかるように結構な水量がある。

荒川ビオトープ?,土手道を挟んで水路の向い側にある池端(北本市),12:28
採集しようとしたが,深く落ち込んでいるので中止。

荒川ビオトープ?(北本市),12:29-12:31
1枚目:さらに進むと水面との段差が小さくなった。 2枚目:ここで採集(荒川ビオトープ)
既述したように,池の先(荒川側)にもビオトープが広がっているはずだが, ここからそちらへ向かう通路らしきものは見当たらなかった。 よって,ここで引き返すことにした。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ミドリムシ(Euglena deses), トラケロモナス(Trachelomonas sp.), 小型鞭毛虫数種, グロミア(Gromia), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), ツリガネムシ(Vorticella), タルケイソウ(Melosira), 他の珪藻各種, クラミドモナス(Chlamydomonas sp.), ヨツメモ(Tetraspora), サヤミドロ(Oedogonium), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ,

荒川ビオトープ?,土手道から北に広がる縦長の池を撮影,元へ戻る(北本市),12:32
1〜3枚目:土手道の途中でパノラマ撮影。 3枚目:水路の先に樋管があり,道路を挟んでその先に 北本自然観察公園がある。

天神下運動公園の駐車場へ戻り,前方を右折(北本市),12:33

前方が天神下運動公園,公園の縁に沿って県央ふれあいんぐロードが敷設されている(北本市),12:33

Part VI: 県央ふれあいんぐロード(天神下運動公園〜原山古墳群)
2011.02.26, 12:33 - 12:49