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2009.06.07, Part VII

黒姫山 西登山道〜大ダルミ湿原

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:10-12:11
道端には様々な植物が花を咲かせていた。これは サンカヨウDiphylleia grayi)。 もともと林道で日影になっている上,空が曇っているので,鮮やかな色にならない。 スーパーマクロ撮影しようとすると,光量が足りないため思うようにピントが合わない。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:11-12:12
ズダヤクシュTiarella polyphylla

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:12
サンカヨウDiphylleia grayi)の群生。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:14
これはツバメオモトClintonia undensis)。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:15
道沿いの木に括り付けてある「登山道」の看板。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:15-12:16
1枚目:坂を上がる(ピンぼけ)。 2枚目:ここにも筍採り禁止の案内。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:17-12:18
サンカヨウDiphylleia grayi)。 これは花が終わり実を付けていた。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:18-12:20
前に出て来たのと同じ警告。 「タケノコ採取禁止,『戸隠竹細工の森』の設定区域につき,タケノコ採取を禁止する。 北信森林管理署,戸隠中社竹細工生産組合」。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:21
1,2枚目:左右にくねりつつ北へ向かう。 2枚目:ここにもタケノコ採り厳禁の案内が。

黒姫山 西登山道,ときおり日射しがある(長野市),12:22-12:23
1枚目:少し開けた場所に出ると日射しが現れ周囲が明るくなった。 2枚目:さらに日射しが強まったところで再度パチリ。 やはり明るければ明るいほど,よりくっきり写る。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(長野市),12:24
もうそろそろ大ダルミへの分岐があるはずだが,,,と右に注意しつつ進む。 この辺はほぼ平坦な道。

大ダルミ湿原への分岐が現れた,ここで右折(長野市),12:24-12:25
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:左に「戸隠竹細工の森」の標柱とタケノコ採り禁止の案内が並んでいる場所にきた。 湿原の案内はどこにもないが,よく見ると右に入れそうな薮の隙間があった。

右折すると・・・(長野市),12:25
ここがその右の脇道。両側からササが成長してきているので,このまま放置すると, いずれは笹薮で道が隠されてしまいそうだ。

その先に湿原があった(長野市),12:25
少し入るとすぐ先に湿地があった。 手前には水がたまったぬかるみになっているが,その先には草原が広がっていた。 ここが大ダルミ湿原だ。

大ダルミ湿原(長野市),12:26
1,2枚目:ぬかるんだ道の端から湿原をパノラマ撮影。 地図によると大ダルミ湿原は南北にやや細長いらしい。 画面でも横幅はあまりないが,奥行きは結構ありそうに見える。 2枚目:手前にもミズバショウが育っているが,湿原の先を見ると, 湿原と森の境に点々とミズバショウがあるのがわかる。

大ダルミ湿原,ガイドブック等にあるとおりここは踏み跡しかない(長野市),12:27
1〜4枚目:さらに湿原に近付いてパノラマ撮影。 1,4枚目:両側に池塘があった。よく見ると遠くにも池塘らしき場所が点々とあるように見える(2,3枚目)。 2枚目:湿原の中央付近を北へ向かって踏み跡が続いていた。
踏み跡の上を歩くのも気がひけたが,池塘がある以上,ここまで来て採集しない訳にはいかない。 踏み跡に入る前に入口近くの両側にある池塘で採集することにした。 まずは1枚目に写っている踏み跡の左(西)側の池塘へ。

大ダルミ湿原,まずは入口近くで採集(長野市),12:28
1,2枚目:ピペットを差し込むと,ドロリとした水垢が入ってきた (大ダルミ湿原-1a)。 若干緑色がかっている。これだと期待できそうだ。 同じ池塘で,少し位置をずらして再度採集(大ダルミ湿原-1b)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas), カリキモナス(Calycimonas physaloides), ディフルギア( Difflugia oblongaDifflugia sp.), ミドリゾウリムシ(P. bursaria), 共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis), 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), ミクロスポラ(Microspora), ミカヅキモ(C. abruptum), ツヅミモ( Cosmarium quadrifarium), イボマタモ( Euastrum humerosumE. sinuosum v. germanicumE. sinuosumv. ??), ハタヒモ(Netrium digitus), Bambusina brebissonii, クロオコッカス( Chroococcus turgidusC. pallidus), ミジンコ, イタチムシ, クマムシ,

Part VIII: 大ダルミ湿原
2009.06.07, 12:30 - 12:41