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2009.06.07, Part III

種池〜古池

種池の南西端まで戻り,今度は西岸沿いを北へ(信濃町),10:27
1,2枚目:南西端まで戻ったところでパノラマ撮影。 2枚目:今度はこちら。西岸沿いにある踏み跡を辿って北へ進む。 これまではこの西岸沿いはほとんど歩かなかったが,今回歩いてみて種池の北側に湿地(湿原?)が広がっていることを知った。
と書いてから,あらためて3年前に撮影した画像と見比べてみた。 その結果,3年前は池の北側も樹林帯ぎりぎりのところまで水辺が広がっていたことに気づいた。 3年前は5月で雪解け水の影響でかなり水位が上昇して北側の湿原が水没していたようだ。 今回は6月ということで水位が下がり,その結果,池の北側に湿原が現れたと思われる。 ちなみに下段が3年前の5月に池の南岸から北方向を撮影した画像。遠くに黒姫山が写っている。 この画像を見ると,北岸は樹林帯のすぐ側まで水面が迫っているのがわかる。 また,その手前には草地が水面から顔を出している場所が所々にある。


2006.5.21,10:28-10:29撮影
種池 種池

種池北西端付近からの眺め(信濃町),10:28
踏み跡は途中からはっきりしなくなり,足下は草で覆われたやわらかな湿地状態になる(注)。 なるべく強く踏み締めないように気をつけつつ先へ進んだ。 1〜4枚目:池の北西端付近まで来たところで池方向をパノラマ撮影。 上述のように,種池の北側にはかなり広い湿地(湿原)があった。 良く見ると,前方になにやら水路のようなものがある。 近付いてみることにした。

注:この時は何故踏跡が途中までしかないのか理由がわからなかった。 上記のように,この辺は季節(ないし雨量の多少)によっては水没している。 よって,ここを歩ける期間が限られているので踏み跡がつかないのだろう。

種池,水路があった(信濃町),10:28-10:29
1〜3枚目:水路の手前で左前右を撮影。 北側の樹林帯から池に向かって水が流れていた。 水路は糸状の薄赤茶色(おそらく酸化鉄?)のぬるぬるしたもので埋め尽くされていた。 水の流れとともにゆらゆらと揺れている。
前に書いたように,種池入口にある案内板には「湧出と流出口のない池です」とあり,流入についての記載がなかったが, その理由がこれのようだ。 春先は水位が上昇するのではっきりしなくなるが,水位が下がるとこのように流入する水路が出現するので, 流入口がないとは書けなかったのだろう。
しかし,このように流入していても水位が下がるということは, 流入した水は,蒸発だけでなく,一部は地下に浸透することで池から失われている可能性もある。

種池,水路で採集(信濃町),10:29
何もいないだろうと思いつつ採集(種池-3)。 いなかった。 糸状の成分はおそらくバクテリアと思われる。 比較的短かめで長さの揃った細い糸状細菌がたくさんいた。
観察された生物: 未同定の繊毛虫, アオミドロ(Spirogyra),

種池,入口近くの西岸まで戻り採集(信濃町),10:31
水路があるので湿原の東側へは到達できそうにない。 1枚目:入口近くまで戻り, 2枚目:草のある場所の水辺で採集(種池-4)。 ここには結構いそうな気がしたのだが・・・。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), バキュオラリア(Vacuolaria virescens), タルケイソウ(Melosira), 他の珪藻各種, ミカヅキモ(Closterium abruptum), ツヅミモ( Cosmarium connatum), タテブエモ(Penium spirostriolatum), スティゴネマ(Stigonema), ケンミジンコ,

種池分岐まで戻る(信濃町),10:32
前方を右折。 なお,ここから種池に向かったのが10:13だったので,19分で戻って来たことになる。 やや予定より長め。池の北側に湿原があったので,想定した以上に種池に滞在してしまった。

黒姫山 西登山道を北〜東へ(信濃町),10:33-10:36
1枚目:古池へ。路面はやや湿っている程度。ぬかるんではいない。 2〜3枚目:薄暗いため,3枚ともピンぼけ。 これは??)。

古池が迫る(信濃町),10:38

古池に到着(信濃町),10:39
1,2枚目:前方の木の右脇を上がる。 ここは大勢の人が通るため,土が次第に削れている。 下段は3年前の画像だが,この時と比較すると足跡のある場所の土がさらに深く抉れていて, 木の根がさらに1本露出してきたのがわかる。
なお,下段の画像には大勢の人が写っているが,この時はミズバショウのシーズンということで一般の訪問客も多かったが, この集団はどこかの大学の実地研修らしく,数名の先生らしき人物ごとに2,30人の学生がついて登山道のあちこちで研修を受けていた。


2006.5.21,10:42撮影。

古池,堤防に上がる(信濃町),10:39
木の幹にこのような登山道の案内(道標)が打ち付けてあった。 「←新道分岐,古池,西登山道入口→」とある。 西登山道入口というのは,ガイドブック等にある「古池登山口」のことだろうか? おそらくそうだろう。

古池(信濃町),10:40
古池もガスがかかっていた。 本当は下段のような写真を撮りたかったのだが・・・。


2006.5.21,11:01撮影。

Part IV: 古池湿原〜黒姫山 西登山道
2009.06.07, 10:41 - 10:53