HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2007 . 12 . 24 | お知らせ

2007.12.24, Part I

蘇我駅〜生実池

蘇我駅に到着(千葉市中央区),09:18-09:26
今日は北朝霞駅07:57発の武蔵野線に乗り,終点の海浜幕張駅(09:03着)で京葉線に乗り換え(09:05発), 蘇我駅に09:17に着いた(定刻通り)。 1枚目:蘇我駅のホームに降りて,2枚目:時刻を確認。 3枚目:駅の東口へ出て自転車を組み立て,出発前に駅舎方向を撮影。 逆光なのと周囲がごちゃごちゃしているため,何が写っているのかわかりにくい。

蘇我駅前交差点を右折,末広通りを南へ(千葉市中央区),09:26-09:27
1枚目:駅前通りを進み,前方の蘇我駅前交差点で右折(南進)する。 2枚目:交差点で反対側(北側)を撮影。交差点名の確認のため。

鵜の森町交差点を右折(千葉市中央区),09:30-09:34
1枚目:蘇我駅前交差点を右折した直後の様子。これからしばらく末広通りを南へ進む。 2枚目:途中にある鵜の森町交差点で右折するはずだったが,少し通り過ぎてしまった。 慌てて元へ戻り,交差点からこれからの進行方向を撮影。 3枚目:交差点名の確認。これに気づくのが遅れたため,通り過ぎてしまった。

Y字路を左へ(千葉市中央区),09:34
鵜の森町交差点を右折するとやや下り坂になるが,すぐにここで左へ折れる。

外房線の踏切を渡る(千葉市中央区),09:35
1枚目:地図によると,右端に写っているビルは税務署(のはず)。 2枚目:電車が通過中。

京葉道路の高架下をくぐる(千葉市中央区),09:36-09:37
今度は京葉道路の下を通る。

危険な場所!,危うく・・・(千葉市中央区),09:38
京葉道路の高架を過ぎると,ゆるやかな昇り坂となる。 既述したように,その坂の途中で自転車を転倒させてしまった。 画像のように側溝に金属製の枠がかぶせてあり,その左側が地盤沈下?したのか,枠よりもかなり低くなっている場所があった。 そのことに気づいた瞬間,タイヤが金属枠から歩道側へ落ちてしまい, このことでバランスを失って自転車は必然的に車道側へ倒れた(注)。 自分自身はとっさにハンドルから手を離し歩道?側へ身体を倒したので危うく難を免れた。 また,この時はたまたま後ろから自動車が来なかったので,自転車が車に引かれることもなかった。 しかし,タイミングが悪ければ自転車がペチャンコになっていただろう。恐〜〜。

注:小さなタイヤの自転車なので,この程度の段差があるとすぐにハンドルをとられてしまう。 常に気をつけて走らせている(つもりな)のだが・・・。

まもなく生実池(千葉市中央区),09:39-09:41
1枚目:坂を上りきった後の様子。 2枚目:ほどなくゆるやかに左へカーブ。すると前方に生実池が見えてくる。

生実池(おゆみいけ)に到着(千葉市中央区),09:42
道路は左にカーブした後,すぐに右へ曲る(ようするにS字カーブ)が,その曲り角に生実池がある。 カーブの手前から池方向(東)をパノラマ撮影。 ここは公園ではなくたんなる池なので,なんとなく殺風景。 1枚目:池の中央よりやや北に,池を東西に分断する道路がある。

生実池(千葉市中央区),09:42-09:45
その池を東西に分断する道路の袂に池端に近付ける場所があったので,まずはここで 採集(生実池-1)。 濁っているが,ほとんど泥のみ。藻塊などは見当たらない。 しかし,以下のように結構な数(種類数)の原生生物が観察できた。 後でわかるが,今回の採集では,この生実池の原生生物相が一番豊かだった。 この結果はこの池が昔からここにあることを示しているのだろう。 見かけは殺風景だがこの周辺では貴重な自然といえる。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ミドリムシ(Euglena gigas), ラブドモナス(Rhabdomonas incurva), クリプトモナス(Cryptomonas), 小型鞭毛虫数種, ディスクアメーバ(Discamoeba sp.), フセツボカムリ(Centropyxis)?, ユーグリファ(Euglypha tuberculata), ストロンビディウム(Strombidium), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), ヒスチオバランティウム(Histiobalantium natans), キネトキルム(Cinetochilum), 小型繊毛虫数種, マルロモナス(Mallomonas sp.), イカダケイソウ(Bacillaria), 他の珪藻各種, クロロゴニウム(Chlorogonium sp.), イカダモ( Scenedesmus acuminatus), Ankistrodesmus, ミカヅキモ( Closterium acerosum), ユレモ(Oscillatoria), ミジンコ, ワムシ, センチュウ, クマムシ,

生実池の北側?(千葉市中央区),09:46
北側の池の東岸に池へ降りていける斜面が見えたので,東西に分断する道を通ってそちらへ移動する。

生実池と生実川(千葉市中央区),09:46-09:47
分断する道路を渡り切ったところで北側をパノラマ撮影。 1枚目:北側の池へ降りていける場所。 2枚目:川沿いの堤防道?(注)。 3枚目:北側の池の隣(東)には生実川が流れている。この川は池の南側と繋がっている模様。 かなり水が少ないが,河川敷は湿地化している。

注:この時は気づかなかったが,池の北側には草地が広がっているようだ。 もしかすると,湿地になっているかも知れない。次回訪れた際には確認してみたい。

生実池の北側で採集(千葉市中央区),09:47-09:48
1枚目:まずは北側の池端で採集を・・・。と思ってコンクリート製の斜面を下ると,前方の草むらにカモが2羽佇んでいた。 私が近付くと,こちらを気にしながら?ゆっくりと岸辺を離れていった。 2枚目:ここも泥がほとんどだが,若干,藻塊(の残さ?)らしきものもあった (生実池-2)。 ここも結構いた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas), トラケロモナス3種(Trachelomonas), ミドリムシ(Euglena desesEuglena sp. or レポキンクリス?), ウチワヒゲムシ(Phacus pyrum), 小型鞭毛虫数種(主にミドリムシの仲間), コアノキスチス(Choanocystis), ナベカムリ(Arcella), コレプス(Coleps), ティンティニディウム(Tintinnidium sp.), ウロレプタス(Uroleptus), キネトキルム(Cinetochilum), 棘毛類繊毛虫, マルロモナス(Mallomonas sp.), イカダケイソウ(Bacillaria), 他の珪藻各種, ヒトヅノクンショウモ(Pediastrum simplex), イカダモ( Scenedesmus acuminatusS. opoliensisS. quadricaudaMonoraphidium, アオコ(Microcystis), ミジンコ, ケンミジンコ, ワムシ,

生実川の河川敷で採集(千葉市中央区),09:49-09:51
次は,川へ向い,川岸の湿地で採集(生実川)。 こちらは川のせいか原生生物相は以下のようにかなり貧弱。見た目は色々いそうなのだが・・・。
観察された生物: 棘毛類繊毛虫, 珪藻少々, センチュウ,

生実池交差点を左へ(千葉市中央区),09:54
いったん車道へ戻り,池の南端にある生実池交差点へ移動。ここで左折して池の南側へ。

弁財天と生実池(千葉市中央区),09:55
池方向(北)をパノラマ撮影。 1枚目:画面の左端に小さく写っている(前にヒトが座っている)のが弁財天(のはず)。

生実池(千葉市中央区),09:55
池に近付いて再度,パノラマ撮影。やや右へ傾いてしまった。 3枚目:池の周囲は柵で囲まれていて,その先は深く落ち込んでいるので池端に近付けないが,東側は柵と池の間の岸辺で釣りをしている人が数名いた。

Part II: 生実池交差点〜大百池公園(大百池)
2007.12.24, 09:58 - 10:20