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2007.04.15, Part I

上毛高原駅〜大峰山キャンプ場入口〜古沼

大宮駅〜(さいたま市〜),08:29-09:19
1枚目:昨日(4/14),駅の指定券自販機でMaxたにがわ403号(08:30-09:22)の一番空いていた車両の1階席を購入(注)。 もしかしたらと思ったが,案の定,上毛高原駅まで乗客は私一人。 昨年の福島行きと同じ。 2枚目:まもなく上毛高原駅。

注:切符を撮影するのを忘れた。久しぶりなもので,,,。

上毛高原駅に到着(みなかみ町),09:21-09:26
1枚目:上毛高原駅のホーム。到着予定時刻は09:22だが,写っている駅の時計もおよそ09:21を指している。 若干早めに到着したようだ。 2,3枚目:駅前で小型タクシーに乗車し,大峰山キャンプ場入口へ(たしか1970円だった)。

大峰山キャンプ場入口に到着(みなかみ町),09:37
入口手前で周囲をパノラマ撮影。 1枚目:乗車してきたタクシーを見送る。 3枚目:登山口とその前にある駐車場。駐車場はこの右(北)側にもある(4枚目)。

大峰山キャンプ場入口近くにあるミズバショウの咲く湿地へ(みなかみ町),09:38-09:39
1枚目:タクシーで来る途中,大峰山キャンプ場入口の手前でミズバショウLysichitum camtschatcense)が咲いているのを見かけたので,その場所(道路脇の湿地)までいったん戻る。 2〜6枚目:近付くと林内にわずかな水の流れがあり,その周囲の湿地でミズバショウが咲いていた。 一応,ロープが張られていて近付けないようにしてあったので,ロープ際から望遠撮影(7枚目)。


ふたたび大峰山キャンプ場入口へ(みなかみ町),09:40

登山道(or 林道?)を上る(みなかみ町),09:41-09:42
1枚目:大峰山キャンプ場入口に張られたチェーンを跨いで登山道へ(注)。 入口付近の登山道は舗装されているので歩きやすい。 2,3枚目:舗装された登山道の上にはたくさんのスギの葉が落ちていた。 これまで通った際(2003.9.14, 2006.5.25)はこれほど落ちていなかったので,おそらくこの後開かれる予定の 山開き(山開き登山者安全祈願祭,予定2007.5.1)の前後に清掃作業が行なわれるのではないかと思われる。

注:ここは「大峰山キャンプ場入口」ということになっているので登山道としていいか迷ったが, 一応,大峰山頂へ向かう登り道だし,途中にキャンプ場がなければここから登山道としてもおかしくないはず。 現在は,大峰沼の東岸に「大峰山登山口」の案内があり,そこから山頂へ向かう登山道が続いている。

登山道を上る(みなかみ町),09:47

古沼と大峰沼の分岐(みなかみ町),09:48-09:49
1枚目:途中にある大峰山の案内板。 3枚目:古沼と大峰沼の分岐。左へ行くと古沼へ。右が大峰沼と大峰山へのルート。 これまで(2003.9.14, 2006.5.25)は大峰沼を訪れた後,下山する途中で古沼に立ち寄ったが,今回は,大峰沼の後, もしかすると,こちらへ戻らずに北のルートを辿って上牧駅まで歩こうかとも考えていたので, 先に古沼を訪れておくことにした(注)。ということでまずは左へ。

注:北のルートはまだ歩いたことがないので歩きたかった。しかし,この後,大峰沼で色々思案した挙げ句, 北ルートには採集ポイントが何もないので,結局,これまで同様,往路を辿って下山することにした。

まずは古沼へ(みなかみ町),09:50-09:51
1枚目:分岐から少し歩くと古沼に到達する。 途中の林内の道はこれまではぬかるんでいたが,今回はかなり乾いていた。 2枚目:前方に古沼が見えてきた。が・・・。

古沼に到着(みなかみ町),09:51
古沼の手前で周囲をパノラマ撮影。 沼はほとんど干上がっていた。

古沼(みなかみ町),09:52
沼の手前にある標柱と各種案内板。

古沼の南端へ(みなかみ町),09:52
よく見ると沼の南端にわずかながら水が残っていたので,近付いてみることにした。

古沼の南端(みなかみ町),09:53
手前には柵があり近付けないが(注),向いの斜面には柵がないのでそちら側から近付いてみることにした。

注:柵がなかったとしても,途中はヘドロ状になっているのでとても近付ける状態ではないが,,,。

最初(2003.9.14),この古沼で採集した際にはたくさんの原生生物が観察できたが, 二度目の昨年(2006.5.25)は原生生物がほとんど観察されなかった。 この結果と今回の水の状態から推察すると,この古沼はなんらかの原因で,毎年,冬場には水が枯れてしまうのではないか (あるいは水位が激しく変動する)と思われる。 そのため,増殖した原生生物のほとんどが冬場には死に絶えるか,一部はシスト化して生き残るものの, 春先までは十分な水が供給されないため,原生生物が繁殖できないのではないかと思われる (逆に雪解け水等の影響で一時的に大量の水が溢れ,せっかく増えたものが流し出されてしまう可能性もある?)。 秋までには徐々に数が増えるものの,冬場には再び水が枯れて数が激減してしまうという変化が毎年繰り返されているのではないだろうか・・・。

Part II: 古沼〜大峰沼
2007.04.15, 09:54 - 10:20