谷地平へ,12:19-12:26
1枚目:途中,やや傾斜がゆるくなった場所があった。ああもうこれで急な下りは終わりかと思ったが,
2,3枚目:すぐにまた同じ急な傾斜が始まり,淡い期待は吹き飛んだ。
谷地平へ,12:31-12:36
1枚目:所々に前方が明るく見える場所があった。その都度,そろそろ樹林帯を出るのか?と期待してしまうが,
そうはならなかった(注)。
2枚目:時間が気になりだした。下り始めて,約30分が経過した。谷地平はまだまだ先だが,そろそろ急な下りは終わるはずだが,,。
3枚目:終わらなかった。
注:私の当初の予想では,最初の30分は急な下りなので時間は稼げないが,
途中から平らな草原を歩くことをイメージしていた。
草原ならば早足でいけば時間を稼げるので,予定した時間内に谷地平へたどり着けるはず,と期待していた。
しかし,実際はそうではなかった。
谷地平へ,12:41
1,2枚目:少し前から沢の音が聞こえていたが,このような崖の場所もあった。
2枚目:ロープが張ってある。画像では遠近感が伝わらないが結構深い谷底になっている。
3枚目:少々ビビリながら右へ折れる。
谷地平へ,12:42
かなり大きな段差のある場所。木の根に掴まりながら上がる。
谷地平へ,12:42-12:50
この辺からは左手に沢の音を聞きながら尾根筋を歩く。やがて道というより木の根がからまっただけの尾根になる。
左右とも崖になっているのでちょっと恐い。
谷地平へ,12:52-12:53
尾根筋の道はここで終わる(2枚目)。左(1枚目)は沢。右(3枚目)にある沢沿いの道へ降りる。
谷地平へ,12:54
曲がりくねった小さな沢を二度,渡る(2,3枚目)。
谷地平へ,12:55-13:06
1枚目:ここも木の根につかまりながら登る場所。登った後は,比較的平らな林間の道が続く。多少ぬかるむ。
2枚目:そろそろ谷地平手前の避難小屋が見えてくるはず(ただし,その前にもう一つ沢を渡らなければならない)。
谷地平湿原はそこから北へわずかに行ったところにある。
しかし,姥ケ原から降り始めてすでに1時間が経過している(12:02-12:57)。現在午後1時。
戻りのバスの発車時刻(16:00)までは,あと3時間あるが,復路は登りなので,ここから戻っても姥ケ原までは1時間半くらいはかかるはず。
その後は平らな草原と浄土平への下り坂なので多少は楽になるものの,1時間弱は見ておかなければならない。
となると,ここから戻ったとしても最短で浄土平に着くのは15:30頃になるはず。
したがって,まだ多少余裕はあるものの,ここからさらに先に進めば,復路の分も考慮すると倍の時間がかかるので,
10分進んだだけでもギリギリになってしまう。
途中で疲れが出て登るスピードが落ちたり,転んで怪我などしてさらにペースダウンすれば,バスに乗り遅れる恐れもある。
3枚目:ということで,おそらくもうまもなく谷地平に到達するはずとは思いつつも,断念してここで引き返すことにした(13:06)。
姥ケ原へ戻る,13:18-13:24
1枚目:途中の二つの沢の間にある道標。
2,3枚目:次第に急な昇りになる。登りは膝への負担はあまりないものの,筋肉が疲労して足が思うよう動かない。
なにより,少し登るだけで心臓がバクバクして苦しくなるので,少し登っては30秒〜1分程度休むのを繰り返した。
途中にある大きな水たまりで採集,13:34-13:35
往路では採集せずに通り過ぎたが,谷地平で採集できなかったので,せめてここだけでもと思い採集することにした
(谷地平へ向う道の途中にある水たまり)。
見るからに原生生物はいそうにないが・・・。その通りだった。
観察された生物:
珪藻各種,
ミクロスポラ(Microspora)?,
ケンミジンコ,
姥ケ原へ戻る,13:35-13:42
まだまだ続く急な登り。
姥ケ原へ戻る,13:53
よくよく考えると,ここまで午前5時半頃に朝食を食べた後,8時間以上何も食べていない。
気分が悪いのは空腹も原因しているだろうと考えて,休憩を兼ねて持参したオニギリを食べることにした。
しかし,あまり食べると血液が胃袋に集まって登るのがかえって辛くなるので1/4程度食べるに留めた。
疲れすぎていて食欲があまりなかったためでもあるが。。。
食事中,三人組の登山客(男2女1)が私の後から登ってきて追い越して行った。元気なのがうらやましかった(注)。
注:ちなみに,往路(姥ケ原から谷地平手前までの下り)では,三組の登山者(3人,1人,1人)とすれ違った。
この復路では単独行の女性一人とすれ違ったのみ。
姥ケ原へ戻る,13:53-14:14
1枚目:途中にある少し平らな場所。
2枚目:そこで油断したためか,ここで転んでしまった。枯れ枝の上で滑ってしまった。
左腕が擦った程度で怪我はしなかったが,もしここで傷ついたりしたら大変だった。
転ばないように注意しつつ歩いてはいたのだが,,,。幸い転んだのはこれ1回のみ。
3枚目:まだまだ続く急な昇り。
Part VI: | 谷地平・姥ケ原分岐〜姥ケ原・鎌沼分岐 2006.09.03, 14:19 - 14:42 |