月山八合目駐車場へ到着(鶴岡市羽黒町),08:58-08:59
2枚目:小型車用の駐車場にはすでにたくさんの車が。
月山八合目駐車場(鶴岡市羽黒町,現在位置,注),08:59-09:03
1枚目:駐車場の一番奥は大型車用となっているが,
その一角にロープで仕切られた路線バス専用の駐車スペースが設けられている。バスを降りた補助員がそのロープを外しているところ。
2枚目:バスから降りる前に,前方の公衆トイレを撮影。トイレの手前左に弥陀ケ原&月山登山道へ入る昇り坂がある。
この時はすぐには気がつかなかったが,この画面の左端には「月山レストハウス」があるはずなのだが・・・。
3枚目:このバスはしばらく休憩した後,羽黒山頂行き(09:30発)のバスとなる。
4枚目:昨年はここに月山レストハウスがあったのだが,,。
この写真を撮影した時は「どうもおかしい」という程度でまだ事態の変化が十分に理解できていなかった。
注:弥陀ケ原の木道については,ネット上の地図検索サイトに適当なものがないので,国土地理院の地図情報をもとに自作しました。
月山八合目駐車場からの眺め(鶴岡市羽黒町),09:03
弥陀ケ原へ向かう前に,まずは駐車場からの眺めを撮影。
前回来た時(2005.07.10)は,到着時点からすでに小雨模様で,遠くの景色はまったく見えなかった。
月山レストハウスがない!(鶴岡市羽黒町),09:06-09:09
今日は朝食を十分にとることができなかったので,この時すでにかなりの空腹感があった。
そこで月山八合目に着いたら月山レストハウス(注)で何か食べてから弥陀ケ原へ向かおうと考えていた。
しかし,よくよく見るとあるはずの月山レストハウスがない!・・・どうやら改築中らしい。
ここには月山レストハウス以外には売店等は何もない。自販機が2台あるが,どちらもお茶とスポーツドリンクが中心。
そこでわずかにあったミルクコーヒーとジュースを購入して空腹を満たすことにした。
(ただし,すぐには飲まず,飲んだのは結局,採集を終えた後)
1〜3枚目:弥陀ケ原へ上がる途中の坂道から月山レストハウスがあった場所を撮影。
注:昨年は,弥陀ケ原で採集している途中で濃霧&暴風雨となった。
木道を歩いていると前方10 m先しか見えないくらいのひどい濃霧だった。
この時は,携帯用のレインコートしか着ていなかったので,コートの隙間から入った濃霧で身体中びしょぬれになった。
雨量も多く,トレッキングシューズは防水性のはずだが,雨に打たれたシューズの中は水びたしとなり,
まるで川の中を歩いているような状態となった。
早々に採集を切り上げたものの,戻りのバスが来るまでにはかなり時間があった。幸い,この月山レストハウスがあったため,
ここで雨宿りをさせてもらい,中で食事をとって元気を取り戻すことができた。
月山レストハウス裏手にある弥陀ケ原の分岐点(鶴岡市羽黒町),09:10
2枚目:レストハウスと公衆トイレの間から坂道を昇ると,この案内板がある(現在位置)。
ここから左右(1,3枚目)に弥陀ケ原へ向かう木道が伸びている。
4枚目:同じ場所から,振り返って駐車場方向を撮影。
左(北ないし北東)側の木道を歩く(鶴岡市羽黒町),09:11
案内板の左側にある木道を進む。全体に傾斜しているため,この付近には池塘などの水たまりはない。
1,2枚目:途中にあるキンコウカ(Narthecium asiaticum)の群生。
左(北ないし北東)側の木道を歩く(弥陀ケ原を東へ,鶴岡市羽黒町),09:12-09:14
爽やかな風が吹いていた。周囲の草が風にゆれながら太陽の光をキラキラと反射させ,幻想的な雰囲気を漂わせていた。
前方を家族とともに歩く老婆の姿を見ていると,まさに「弥陀ケ原」という言葉どおりの場所に思えてきた。
左(北ないし北東)側の木道を歩く(弥陀ケ原を東へ,鶴岡市羽黒町),09:14-09:16
ある程度,昇りきったところにいくつかの小さな池塘があった。
そこで採集(弥陀ケ原の池塘-1)。
原生生物はあまりいない。この辺は下の駐車場から上がってくる途中にある湿原なので,全体がやや傾斜している。
そのため,雪解け時などに生じる水流によって,池塘の中の微生物達も多くが流し出されてしまっている可能性が高い。
観察された生物(8/4-8/6):
ディフルギア(
D. elegans),
Lesquereusia or other genus ?,
アミカムリ(Nebela collaris),
小型珪藻少々,
ハタヒモ(Netrium digitus),
クロオコッカス(Chroococcus),
メリスモペディア(Merismopedia),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
観察された生物(8/16):
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
ハスフネケイソウ(Neidium iridis),
ツヅミモ(
C. quadrifarium),
左(北ないし北東)側の木道を歩く(弥陀ケ原を東へ,鶴岡市羽黒町),09:17
すぐ近くの池塘でも採集(弥陀ケ原の池塘-2)。
ここも同様に少ない。
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina)が多数,
小型珪藻少々,
クロオコッカス(Chroococcus),
ミジンコ,
左(北ないし北東)側の木道を歩く,09:18-09:21
2枚目:ここで南に折れる。
3,4枚目:前方に御田原参篭所(御田ケ原参籠所)が見えてきた(注)。
注:後の写真でわかるように,現場では「御田原参篭所」と書かれてある。しかし,地図や文献等には,
御田ケ原参籠所と書かれてあるのがほとんど。
御田原参篭所(御田ケ原参籠所,中ノ宮,鶴岡市羽黒町,現在位置),09:22
左(北)側の遊歩道へ(鶴岡市羽黒町→庄内町),09:23
御田原参篭所から東側は庄内町になる。
Part III: | 弥陀ケ原:御浜池へ向かう遊歩道〜北側の木道を東へ 2006.08.03, 09:23 - 09:40 |