市販品: プレス型血液反応板 穴径22mm
東北大型 10 x 27 x 87 定価 1,100円
これで,細胞を単離したり,同じ単離操作を繰り返すことで雑菌を除去する場合は,作業中に空気中から雑菌が混入することを防ぐため,プラスチックでできた覆いを利用する。三方が塞がれ,一方だけが空いていてそこからデプレッションスライドの出し入れを行う簡単なものだが,これで十分雑菌の混入を防ぐ効果がある。
また,培養を行う際は,デプレッションスライドの中の培養液に細胞を単離し,これを通称「弁当箱」とよばれる金属製の入れ物のなかにいれる。これは,外から雑菌が落ちてくるのを防ぐためだが,金属製にしてあるのは,乾熱滅菌できるようにするためで,簡単なものとしては,プラスチックの入れ物を利用してもかまわないだろう。「弁当箱」の中には,ガラス板が4枚,間にデプレッションスライドをはさんで重ねてあり,これらのあいだに細胞培養用のデプレッションスライドを入れる。