原生生物情報サーバ | 実験プロトコル

実験に使用する器具類について

分注機


 分注機は平沢のテ−ハ−式分注機を用いている。これには,ステンレス製のものと,真鍮製のものがある。ステンレス製のものは,針の部分をとりはずして別に滅菌できないので使いずらい(とがった針の部分をつけたまま袋等に入れて滅菌するのは難しい。滅菌する際のことを考えて作っていないのではないか!;筆者は購入して損をした経験をもつ)。真鍮製のものは,針をとりはずし,これを試験管にいれて,残りの本体部分は,サラシ布を8枚重ねにしてつくった袋(出入りの業者に頼んでつくってもらうと簡単)に入れて,両者をオ−トクレ−ブする。使用の際に試験管から針部分を取り出して本体にセットして使用する。(このときなるべく針に手で触れないように針はあらかじめ根元を上にして試験管内に入れておく。こうすると,試験管を逆さにしながら,根元の部分を分注機側の受口に落としてセットできる。)分注機の値段は,真鍮製のもので1万円余。


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