洲浜と蜻蛉葉を組み合わせると葉形は主裂片が太く,これに側裂片が短くついて蝉(セミ)の外観を呈するので蝉葉という。この蝉葉では花が大輪となるので明治時代以来,蝉葉系が大輪アサガオ栽培に最もよく使われてきた。図の葉には斑が入って色彩を豊かにしている。大輪アサガオ栽培家の間では葉緑素が少ない黄緑色の葉(スライド155)を黄葉(キバ)といい,正常の緑色の葉を青葉(アオバ)といっている。図のアサガオは青葉で斑(フ)が入り蝉葉(セミバ),つまりアオフイリセミバで,これを略称してアフセという。黄蝉葉はキセという。
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参照箇所:上記報告書中の「学術標本画像データベース作成の指針」/ 「IV.学術標本画像データベースの実際例」