アサガオ百科 分類学 

イポメア属 Ipomoea の植物・分類

イポメア属 genus Ipomoea

Copyright 1998-2004  米田 芳秋

 ヒルガオ科の中で最大の属で,500 に近い種が含まれる。世界の熱帯から亜熱帯地域に分布し,多くはつる性,ほふく性の草本で,低木になるものもある。本属の分類に関しては特に園芸花卉的な立場から,アサガオ,ヨルガオ,ルコウソウの類をイポメア属から分離して独立の属(アサガオ属 Pharbitis,ヨルガオ属 Calonyction,ルコウソウ属 Quamoclit)として扱うことがある。

 ここではオースチン (1979, 1980) の分類を採り上げる。確定的な分類ではないとことわっているが,その概略をあげる。 彼はイポメア属を次の3亜属に分け,各亜属をいくつかの節に分けた。

I. イポメア亜属 A.イポメア節 (sect. Ipomoea) B. アサガオ節 (sect. Pharbitis)
II. ルコウソウ亜属  A. ミナ節 (sect. Mina) B. ヨルガオ節 (sect. Calonyction)
C. 直イポメア節 (sect. Orthipomoea) D. 粗毛節 (sect. Dasychaetia)
E. 外性原細胞節 (sect. Exogonium) F. サツマイモ節 (sect. Batatas)
III. 軟毛種子亜属
(Eriospermum)
A. 軟毛種子節 (sect. Eriospermum) B. アクモステモン節 (sect. Acmostemon)
C.ポロオサムヌス節 (sect. Poliothamnus) D. 乾生植物節 (sect. Xerophyta)
E. エルプイポメア節 (sect. Erpipomoea)



Edited by Yuuji Tsukii (Lab. Biology, Science Research Center, Hosei University)