プリオン Prion
・哺乳動物プリオン Mammalian Prions
主なプリオン病: スクレイピー Scrapie
伝播性ミンク脳症
ウシスポンジ脳症 Bovine spongiform encephalopathy(BSE)
猫海綿状脳症
クールー Kuru
クロイツフェルド・ヤコブ病 Creutzfeldt-Jakob disease(CJD)
ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病 (GSS)
・菌類プリオン Fungal Prions
主なプリオン:[URE3]prion(酵母)
感染と病気
ヒトには、クルー、クロイツフェルト・ヤコブ病などの海綿状脳症を引き起こす。 狂牛病は、スクレイピーに感染していたヒツジから作った飼料を牛に与えた結果、牛が脳症を発病したものと考えられている。狂牛病からヒトへの感染も疑われている。
粒子構造
ウイルスではなく、粒子も見出されていない。
遺伝子
感染は、蛋白質性(Proteineceous)の感染(infectious)因子(-on)によって引き起こされ、感染性の遺伝子核酸の存在は認められていない。
(矢崎 和盛<法政大学>)
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