細胞株配布のご案内

Paramecium caudatum

和名:ゾウリムシ


特 徴
原生生物の実験材料としてよく知られている。細胞の長さ約0.3mm、幅は約0.1mm。 淡水の池や水たまりに生息する。

培養法

レタスのしぼり汁(通称:レタスジュース)やワラ(ないしはセロフィル)の煮出し汁、あるいは、アカエンドウマメの滅菌エキス等をベースにして土壌細菌(Klebsiella pneumoniae)を培養したものを与えると、細胞の栄養条件がそろうので実験に利用しやすい。しかし、これらの培養法には滅菌設備が必要で、手間もかかる。
簡便法として、キナコや米粒、「カロリーメイト」などを栄養源とした培養法がある。これらは滅菌を必要としないので簡単に培養ができるが、雑菌も増えるので培養が不安定になる。


配布者  住 所    所持株・備考  
柳  明  石巻専修大学理工学部生物生産工学科
〒986 宮城県石巻市南境新水戸 1
〒986-80 とすれば住所記入不要
10株程度
c103(トリコシスト放出不能変異体、交配型E),
27aG3(トリコシスト放出不能変異体、交配型O),
Kyk201S1(交配型O)
渡辺 彊  東北大学理学部生物学科
〒980 宮城県仙台市青葉区川内
見上 一幸  宮城教育大学理科教育研究施設
〒980 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉
高橋 三保子  筑波大学生物科学系 
〒305 茨城県つくば市天王台 1-1-1 
各種 行動突然変異体
三輪 五十二  茨城大学理学部自然機能科学科
〒310 茨城県水戸市文京 2-1-1
月井 雄二  法政大学第一教養部生物学研究室 
〒102 東京都千代田区富士見 2-17-1 
野外株多数。
接合できる株も用意できるが、準備期間が必要。
かならずうまくいくという保証はできないので、
実習等に使用する場合は事前に予備実験が必要。
藤島 政博  山口大学理学部自然情報科学科
〒753 山口市大字吉田 1677-1