Stentor pyriformisの研究

現在の実験室の様子
液肥のみの培養に1/50KCMを加えてみた

2017.12.24撮影

全景,17:51
1枚目:2017.12.24(今日)の様子。
2枚目:2017.12.17(7日前)の様子。

2台ある低温恒温庫,17:52
昨日,単純な手動式スイッチだった部分をタイマー(1000円余/個)に替え,12時間ずつのLDサイクルを設定した。


2017.12.17の様子。

最近アマゾン経由で購入した照度計,17:52
従来からあった研究用の照度計は1万円以上したが,これはわずか1800円弱で手に入った。

液肥(1/200ハイポニカ)+光で培養中の横田代株,17:54
2017.12.10に1/50KCM+養命酒+キロモナス培養から 水耕栽培用の液肥(1/200ハイポニカ)+光に移したシャーレ。
液肥(1/200ハイポニカ)+光だけだと,室温(23℃)では,分裂はするものの一部が弱って死んでしまう状況が続いていた (その状態で培養液の交換など手入れをしないで放置すると,全滅する場合もあった; 16℃だとこれが起きない)。
一方,同じ室温に置いてある1/50KCM+養命酒+キロモナス培養では死亡する細胞はまったくいない。 もしかすると,1/50KCMの有無が影響しているのでは,と期待して 2017.12.22に液肥(無機)+光の条件に,1/50KCMを加えてみたところ, まだわずか2日しかたっていないが差が現れた。 1/50KCMを加えない側では若干死亡する細胞があったが,加えた側のシャーレ(画面右端) では死亡する細胞はまったくなかった。 これは本当に期待出来るかも知れない。

現在,他のハイポニカ+光の培養にも,1/50KCMを加えつつある。 +1/50KCMが最適とは限らないので,今後,KCMの最適濃度を調べるつもりだ。 もしかすると,KCMの組成も微調整した方がよいかも知れない。
(ただし,ハイポニカは,現在の1/200 or 1/100以上には濃度を上げない予定。 1/40にすると,バクテリアや微細藻のコンタミが増えるからだ。)

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