Stentor pyriformisの研究

培養中のSt. fuliginosus
途中で絶えたSt. pyriformis

2016.09.18 撮影

2016.09.18,培養液の交換の際に撮影してみた
1枚目:これから撮影するのは,St. fuliginosus (2015.2.15, 1228)
この株は,2015.02.15,12:22に岡崎中央総合公園内にある 自然観察の里 で採集した。
2枚目:横から撮影。5つのシャーレに同じものが入っている (注:2015.2.15, 1228のバッチは,これ以外にもある)。
3枚目:蓋を取って撮影。 汚れが少ないと,このように,シャーレの一部に集まって底や壁面に付着する。
この接着はかなり強いので,シャーレを斜めにして汚れた培養液を捨てても離れない。 これにより培養液の交換が容易になる。また,新しいシャーレに移す場合は, シャーレを斜めにして汚れた培養液の大部分を捨てた後,ピペットで残った培養液を吸い,これを細胞に適度な強さで当てて, その水流で細胞をシャーレから引き離す(あまり強いと細胞が傷つく恐れがあるので注意)。 ほとんどの細胞がシャーレから離れたところで,それを新しい培養液へ注ぐ。これで培養容器の交換が達成される。


デジカメの顕微鏡モードで撮影。
1枚目:ズームなし。 2,3枚目:ズーム。 4〜7枚目:デジタルズーム。
赤い色素顆粒が細胞の先端部に,共生藻がその後方に集まっていることがわかる。


ふたたび,培養の途中で絶えてしまったバッチ(八幡平サンプル)
1枚目:八幡平 1332サンプル。 6回,2倍希釈を行った(=およそ6回分裂した,およそ半年が経過)が,その後,次第に弱り,9/17には絶えてしまった。
2枚目:八幡平 1333サンプル。 これは7回,2倍希釈を行ったが,4/9からいきおいを失い,7/17に最後の2倍希釈を行った後は,死ぬ細胞が徐々に増えた。 そして,9月にはついに絶えてしまった。
3枚目:同じく八幡平 1333サンプル。 これも7回,2倍希釈を行った。しかし,7/30を最後に次第に弱りだし,結局,絶えてしまった。
4枚目:八幡平 1332サンプル。これも6回2倍希釈した後は,細胞数が減りだし,9/18には全滅していた。
5枚目:八幡平 1332サンプル。
6枚目:

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