真岡市
井頭公園

注:アワセオオギの仲間は一般に山上の湿原に多いが,一部は平地でも観察される。 これまでに観察した65個の標本の中で採集地の標高が低いのは以下の9個体のみ。ここのサンプルを加えて10となる。
1)広島大学構内の池(標高 約50m,東広島市) M. foliacea, 2)東広島市内の池(標高 不明だが上と同じ程度のはず) M. apiculataM. crux-melitensisM. pinnatifida, 3)大牟田池(標高 約220m,春日市) M. foliacea, 4)葦毛湿原(標高 約60〜70m) M. denticulataM. truncata, 5)舎人公園(標高 約4〜5m,足立区) M. crux-melitensis, 6)千駄堀(標高 約m,松戸市) M. crux-melitensis, (10/65というのは意外と多そうに思うかも知れないが,サンプリングは10年以上前から行なっており,平地で行なった回数が圧倒的に多い。 その中でわずか10個体しか見つからなかったのに対して,山上の湿原で採集を始めたのはつい2,3年前からで 毎回ではないかかなり高い確率でアワセオオギが見つかっている。その点からすると,平地では希な種類といえるはず)