中国系北京天壇
Chinese Peking Tendan
アサガオは中国を経由して日本に渡来した。この系統は木原均氏が1938年に北京郊外の天壇公園で咲いているアサガオを採種したものである。
子葉は緑色,胚軸は薄赤味。胚軸,子葉柄に毛がある。葉は3尖葉で,葉裂片間の切れ込みが浅い三角型,他の系統と比較すると葉のサイズは小さく,草勢は弱い。高緯度に適応しているためか早咲き(静岡で6月下旬から7月初旬開花)である。花がしおれるのも非常にはやい。花色は薄青で筒白,花径5センチ前後。萼片には白い毛が密生する。1花梗に1花つくのが普通で,2花つくこともある。